*文部科学省
2020年から共通テストで導入が予定されていた国語と数学の記述式問題について、政府が正式に導入見送りを表明しました。
記者会見で萩生田文部科学大臣は「受験生の不安を払拭し、安心して受験できる体制を早急に整えることは現時点では困難だ」と述べ、英語の民間試験と同じように準備不足が原因だと言及。
現時点では受験体制に不安があるとして、来年の民間試験はほぼ全面的に延期するとしていました。
記述式問題の今後は期限を区切らず、まっさらな状態でこれから再び対応する方向で調整中だと報じられています。英語の民間試験導入が延期されてから、国語と数学の記述式問題にも反対意見が相次ぎ、学生や教師らが反対署名運動を展開。
世論の反対意見が強まったことに加え、ベネッセ問題などが浮上したことで政府としても延期を決断せざるを得なかったと見られています。
これで民間試験の導入は事実上の完全中止となり、一連のゴタゴタを含めて再検証が必要だと言えるでしょう。
大学入学共通テストでの記述式問題について萩生田文部科学大臣は「受験生の不安を払拭(ふっしょく)し、安心して受験できる体制を早急に整えることは現時点では困難だ」と述べ、当初予定していた再来年1月からの導入を見送ることを発表しました。
来年度から始まる大学入学共通テストに導入予定だった国語と数学の記述式問題について、文部科学省は、英語の民間試験に続いて、導入を見送る方針を決めました。17日に詳しい理由などについて、会見で明らかにする予定です。
見送りは当然。
が、安倍政権に共通するのは開会中は「予定通り行う」と言い続け、こうした政治的決定を国会閉会後に行うとこと。記述式導入の過程も不透明なのに、何が問題で、どうして見送るのか。
新たに制度導入すべきか否かの検討を国会審議では行わないとの姿勢。— 蓮舫・立憲民主党(りっけん) (@renho_sha) December 11, 2019
大学入試の共通テスト、国語と数学の記述式も導入延期が決まる。世論と運動が押し返した!
政府を挙げて推進してきた「大学入試改革」はいまや総崩れ。民間への利益誘導的発想は根本的に間違っていた。このうえ「身の丈」発言の萩生田大臣が居座り続ける理由はどこにもない。https://t.co/EhhdJMZFud— 山添 拓 (@pioneertaku84) December 17, 2019
これで、英・数・国の大学入試テスト改革は、全て直前に放棄。
多くの若者にとって、大学入試は人生最初で最大の試練。
思い悩む若者の心を弄んだ結果を招いた文科省の責任は重大。
一言の釈明では済まされない。 https://t.co/qJdZwfhvTJ— 小野次郎 (@onojiro) December 11, 2019
もうTLに同じご指摘をなさっている方はたくさんいるけれど、あえて僕も言いたい。
共通テスト記述等のドタバタを受けて「絶対に浪人できない…!」って思って、結果として志望校を下げてまで推薦で入学決めた現高3生だっているよね。
もしそのような子が1人でもいるなら、大人の罪は余りにも重い。
— 小池☆共テ記述なら僕にお任せ☆陽慈 (@koike_youji) December 16, 2019
12月17日、萩生田文部科学大臣が大学入学共通テスト記述式問題導入見送りを表明!
受験生のために約2年間地道に国会で訴え続けてきた努力が実りました。協力いただいたお一人お一人に感謝します!
記述式は個別大学の二次試験でしっかりやれるよう国会からもサポートします。https://t.co/qbGkcKO1tW— きいたかし(城井崇) (@kiitakashi) December 17, 2019
これから文科大臣が、報道通りだとすれば、共通テストの記述式について「見送り」の会見をする。「見送り」とは「中止」である。入試改悪は、ひとまず止まった。
今後は、e-ポートフォリオを含めて教育の場を市場化しようとしてきた、これまでの政治家と業界の動きを徹底的に総括しなければならない。— 川内 博史 (@kawauchihiroshi) December 16, 2019
最初から「不可能」だったのに決断が遅過ぎて,受験生に大きな迷惑をかけたことを文科省は謝罪してください。なお,延期で解決される課題はゼロなので,「完全中止」で。グループ会社の正体も遅まきながら明らかになったし。
話題のニュース(TOKYO Web) https://t.co/8KwzKr0Mxl
— まゆりんtakada (@lisamayu0317) December 16, 2019
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