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更迭の鈴木茂樹事務次官、情報漏えいは複数回か 日本郵政の副社長も元次官 大臣室の情報が筒抜けに


12月20日に鈴木茂樹事務次官が日本郵政への情報漏えいで事実上の更迭となった件で、少なくとも複数回の情報漏えいがあったことが分かりました。

高市早苗総務相は記者会見で「限られた一部の幹部と大臣室で話し合っていた行政処分案の検討状況が日本郵政に複数回漏れている疑いが浮上した」と述べ、内部監査を行う前から怪しい情報漏えいが多発していたと言及。
重要な行政処分の情報が日本郵政に筒抜け状態だったとして、「事務方トップの事務次官が公務に対する信頼性を著しく失墜させる行為をしたのは誠に残念。総務相としておわびする」と謝罪していました。

日本郵政の副社長も元次官だったということもあり、重要な情報は日本郵政と政府側でやり取りしていると見られています。かんぽ生命の不正問題から政府規模の情報漏えいに発展してしまったわけで、日本郵政をめぐる騒動はまだまだ続きそうです。

 

高市総務相、情報漏えいで次官更迭 かんぽ問題の行政処分 OBの日本郵政副社長に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00000140-jij-pol

高市早苗総務相は20日、総務省内で緊急記者会見し、鈴木茂樹事務次官がかんぽ生命保険の不適切販売問題で、同省が月内に行う日本郵政グループへの行政処分案に関する情報を次官OBで日本郵政の鈴木康雄上級副社長に漏えいしたとして、国家公務員法に基づき停職3カ月の懲戒処分としたと発表した。

 

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