イラン革命防衛隊のホセイン・サラミ司令官が国会で世界に向けて謝罪のメッセージを送りました。
イランがウクライナ国際航空の旅客機を墜落した事故について、ホセイン・サラミ司令官は「これほどまでに恥じたことはこれまでの人生で一度もない」と述べ、改めてミスでの撃墜を謝罪。軍に再発防止を徹底したとした上で、「我々は過ちを犯した。申し訳ない」ともコメントしていました。
旅客機の撃墜では最初にイラン側が情報を隠したこともあり、各地で抗議運動やイラン政府への反発が相次いでいます。
当初は首都テヘランに留まっていたデモ運動も各地に飛び火し、反政府運動と合わさって大規模な抗議に発展。現在進行系で治安部隊とデモ隊の衝突が多発しています。
司令官殺害をキッカケにして反米で一致していたイランですが、旅客機撃墜から一気に流れが変わった印象があると言えるでしょう。
イラン、抗議行動がテヘラン以外の複数都市に広がる-旅客機撃墜巡り
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-13/Q40NYCDWRGG001
イランでは12日、ウクライナ国際航空の旅客機撃墜を政府が一転して認めた後の抗議行動が2夜連続で起きた。抗議活動参加者の多くは学生で、テヘランや複数の都市にデモ隊が集結する中、治安部隊は監視を強めた。
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