*WHO
今月7日に中国の湖北省武漢市で確認された謎のウイルス性肺炎について、世界保健機関(WHO)は「新型のコロナウイルスが検出された」と発表しました。
中国の湖北省武漢では先月から謎の肺炎が相次ぎ、患者の1人が死亡。未知の病原菌が原因となっている可能性があるとして、中国当局はウイルスの遺伝子情報をWHOに提供しました。
その後の解析調査で新型のコロナウイルスと発覚し、従来の重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)とも異なる強いウイルスだと報じられています。
一連の報告を受けて、日本政府も検疫体制を強化するとしており、加藤厚生労働大臣は「過剰に心配することなく、せきのエチケットや手洗いなどインフルエンザと同様の感染対策に努めることが重要だ」とコメントしていました。
現時点では日本の報告数はゼロですが、人口の多い中国で感染が拡大してしまうと、旅客機や船などから日本にも上陸してくる恐れがあり、まだ油断できないと言えるでしょう。
中国の肺炎、WHOも新型認定 コロナウイルス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00000193-kyodonews-soci
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は14日の記者会見で、中国の湖北省武漢市で発生しているウイルス性肺炎について、新型のコロナウイルスが検出されたと認定した。中国当局は9日、発症者を検査した結果、新型コロナウイルスが確認されたとしていた。
中国内陸部の湖北省武漢で、新型のコロナウイルスが原因とみられる肺炎患者が相次いでいることについて、加藤厚生労働大臣はこれまでに日本国内での発生はないものの引き続き空港などでの検疫体制に万全を期す考えを示しました。
いいね!しよう