渋谷区がIT技術を高めるために24億7200万円を投じて、小中学校にパソコンを設置したというニュースが物議を醸しています。
これは渋谷区が「1人1台」を実現するとして開始された政策で、単純に1台あたりの費用だと27万8000円。使われるパソコンは富士通の「ARROWS Tab」と発表されており、市販の価格と比べて2~3倍に跳ね上がっていました。
このニュースにネット上では驚きの声が相次ぎ、「何処にそんなお金が使われているんだ!」「スペックがショボいのにおかしい」「税金の無駄遣い」などと批判の声が殺到しています。
実際に渋谷区が発表している資料を見てみると、まず最初に目に入ってくるのは防水・防塵設計の文字。どうやら、プール付近で使うことも考えているようで、かなり特殊なモデル契約となっているようです。
マイクロソフトのOfficeはもちろん導入済みの上で、有害サイトの閲覧制限オプション、オンライン学習機能のスタディサプリなどが盛り込まれていました。
つまり、本体価格は10万円程度なのですが、それに大量のオプションを乗せまくったことで、通常の数倍に値段が跳ね上がったのだと思われます。
安倍政権も渋谷区と同じような政策を全国規模で行うとしていることから、この高額パソコンを見ると、色々な意味で不安が残ると言えるでしょう。
渋谷区ICT教育システム「渋谷区モデル」導入について
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/edu/edu_torikumi_pdf_icthuzokusiryo.pdf
1台27万円? 小中学校に「PCを1人1台」で膨れ上がる予算
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200128-00000011-pseven-soci
1月20日に召集された通常国会では、IRを巡る汚職事件の追及などに注目が集まるが、見逃せないのが政府の経済対策の中身だ。目玉のひとつが、小中学生がパソコンを1人1台使えるようにする「GIGAスクール構想」である。これに4000億円もの巨費が投じられようとしている。
まず小学5、6年と中学1年の全児童・生徒の約400万人分を教室に配備し、無線LAN環境を整える。さらに3年で小中の全学年で「1人1台」を実現する方針で、手始めに2019年度補正予算に2318億円を計上した。
全国の小中学生全員が持つPCのスペックが糞すぎるのに値段が高いと話題にwwwwwwwww
CPU Intel Celeron N4000
メモリ 4GB
ストレージ eMMC 64GB
ディスプレイ 1920×1080, 10.1インチ, タッチ対応
OS Windows 10 Pro 64ビット
その他 防水・防塵3年リース価格27万8000円
— トルコアイス@2/9ワンフェス (@ijuy090) January 31, 2020
この件ひどすぎる。
明らかに、富士通と文部科学省が談合して多額の税金を企業の懐に流しているマネーロンダリングだ…。
全国の小中学生に配布されるPC、1台27万円の予算になるも、富士通の契約で、7万円の性能のPCしか渡されず、1人につき1年 20万円が行方不明。
https://t.co/hTKPMUiuD7— スイ@もぐもぐ🍹 (@straydrop411) January 31, 2020
全国の小中学生に配布するpcのスペックが27万8000円でこれとか酷すぎだろ
新手の詐欺かよ pic.twitter.com/x4mfv1t1eQ
— 式 (@Shiki_ch_cas) January 31, 2020
これ酷すぎ。勿論富士通社員もこのスペックで仕事してんだろうな?税金無駄使いも大概にして欲しい。#富士通 #税金 https://t.co/O8wNkl3ezT
— ポートレート (@osashimi1023) January 31, 2020
小学校で1人1台PCが配られるらしいが、27万8000円ってどんなハイスペックマシーンなのなか、それともアホな政府がぼられたのかどっちなんだろ
— おっサンタさんだ! (@bonnta1985) January 31, 2020
高額な理由はわかった。だがこれではそびえたつクソの山ではないか? / “Atom搭載の富士通「ARROWS Tab」が1台27万8000円、渋谷区の小中学生向けパソコンは"ぼったくり"なのか | BUZZAP!(バザップ!)” https://t.co/2QwTvfk867
— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) January 31, 2020
ええ?!これ3年リース価格27万8000円もするの?こんなの2、3万円で買えるでしょ。ええ?! https://t.co/YTAONlaFqd
— ono hiroshi (@hiroshimilano) January 31, 2020
3年リースで27万円のPC、これを読むと安く思えてきた。
>つまりLTE回線で動画を見ることが前提なわけです。
>「3年間、いつでもどこでも制限なしで動画見放題」というサービスを提供するために必要なコストは決して低くなく、https://t.co/CtAlwmsgQP— Ryou Ezoe(江添 亮) (@EzoeRyou) January 31, 2020
Atom PCに27万円の元ネタはこれか。
PCだけ見れば非常に高いけど、どちらかといえばソリューションの値段だろ、これ。
3年リースだから1月あたり7,500円くらいになるから、端末付きで学習コンテンツ使い放題、端末及びシステム運用保守込みであれば特に高くはないな。https://t.co/PHvallj6iL— むらやま (@yomuraya) January 31, 2020
27万8000円あれば買えるPCです pic.twitter.com/3ggWx8Rk3A
— 雫 (@Shizuku__FF14) January 31, 2020
全国の小中学生に配布する
3年リース27万8000円のPCが酷すぎると話題にスペック見ると
数年前に使っていたようなPC。
ドンキで2万円位w頻繁にフリーズして
授業にならなくて
勉強出来なかったら
小中学生が可愛そう。https://t.co/L1qSVL6Ebc— アガイ📚本好き婚活プロ (@agaikai) January 31, 2020
27万8000円PC問題。本音と建前の比率がいびつ過ぎる。
ゴミ売りつけて儲けたいって本音がデカすぎて、教育って言う建前が全然役に立ってない。— みやた@長所は早退 (@miyata080825) January 30, 2020
全国の小中学生に配布する27万8000円のPC…叩かれ放題だけど、皆さん、インフラ整備や人的サポートにどれくらいの費用がかかるのかってこと、全然わかってないように思う。個人が自宅でネット閲覧するのはわけが違うだよ。公共の調達で本当に酷いのは「安かろう悪かろう」の企業が参入してしまうこと
— レモミル (@Lemon_and_Milk) January 31, 2020
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