2月3日午前10時過ぎから旧正月が終わった中国の上海市場で取引が始まりました。
本日の上海市場は連休中に発生した新型コロナウイルスの影響で売りが圧倒的な優位となり、一時的に9%近くも株価が下落。新型コロナウイルスの感染拡大で経済面への影響が懸念され、あらゆる業種で売りが相次いでいました。
現在は少し落ち着いていますが、それでも相場は非常に不安定な値動きを続けている状態で、新型コロナウイルスの続報によっては急上昇や急落が再び起きることになりそうです。
一方で、中国政府も経済対策に乗り出しており、中国人民銀行(中央銀行)は公開市場操作を通して、18兆7000億円(1兆2000億元)を金融市場に供給すると発表しました。同時に空売り(売り注文から入る取引)を規制するとも発表し、中国政府は必死に株価維持に必要な政策を行っているところです。
新型コロナウイルスによる経済的な損失は大きいと見られ、16兆円を超える損失が発生したとも推計されています。
それだけに大規模な資金供給をすることで経済へのダメージを減らそうとしていますが、原因となっている新型コロナウイルスを止めなければ、この損失額はまだ増えることになりそうです。
リアルタイム上海市場
https://nikkei225jp.com/china/
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、中国では1月から3月までの第1四半期のGDPの伸び率は前の3か月の6%から4%まで大幅に落ち込むという見方も出ています。
上海市場7%の下落だけど、この程度なら想定内だし政府の19兆円買い支え+空売り規制が効いているということ。
まだ油断大敵で本来12%くらい落ちてもおかしくない。 pic.twitter.com/RnJAnp2Uz9— タイの投資家🌟🌟🌟テンバガーの王(=^▽^=)🔥🔥🔥🔥🔥🔥✡✡✡✡✡✡✡✡✡ (@thaistock369) February 3, 2020
上海市場、約8.5%の下落
日経平均には安堵感が広がっている模様 pic.twitter.com/QWyKXj7C4k— ジヤイコの株 (@jaiqav) February 3, 2020
前回上海が連発でサーキットブレーカー発動といった事態になったときは、2週間ぐらいかけて1.3兆元供給しましたが、今回は1日で1.2兆ですか?さすが中国。予想通り対策が出てきました。
で、前回供給オペがあった上海市場の2016年1月後半を囲ってみました。過度の期待は禁物かも? pic.twitter.com/FjcgKS9032— 開発日記 MT4/TradingView (@mt4program) February 2, 2020
予定📝メモ
2/3(月)
🇨🇳上海市場、取引再開予定⭐世界が注目‼
🇨🇳財新製造業PMI
🇺🇸ISM製造業景気指数⭐
4(火)
🇺🇸トランプ大統領、一般教書演説⭐
🇯🇵ソニー決算
5(水)
🇺🇸ADP雇用者数
🇺🇸ISM非製造業景気指数⭐
6(木)
🇯🇵トヨタ決算⭐
7(金)
🇨🇳貿易収支
🇺🇸雇用統計⭐今週
🇯🇵🇺🇸決算発表🌟
新型肺炎 関連⚠️ pic.twitter.com/M8IfbRPI1M— にこそく (@nicosokufx) February 2, 2020
おはようございます。今朝の時間外取引概況。日経平均株価先物CME終値25円安。NYダウ平均株価先物終値32ドル高。為替108円。原油先物51ドル。VIX恐怖指数急騰18ドル。今日から上海市場がオープン。大荒れの展開も予想されている。日経平均株価も下げで始まるだろう。今週は静観が◎だろう。 pic.twitter.com/YewSid13uw
— 株億太郎 (@KabuokuTaro) February 2, 2020
上海市場の8%安を好感して日経が上げだした。何を言ってんだバカ!と思うかもしれないが、事実なんだなぁこれが(´・ω・`)
— tomohiro1043 (@tomohiro1043) February 3, 2020
当然ながら春節明けの上海市場が大暴落してる。
でも震源地でありながら-8%で済んでるのは中銀の資金供給パワーのおかげか— Aegis0320 (@Aegis0320) February 3, 2020
日経平均は最初こそ急落したものの、上海が再開してからは下落幅が小さくなり、午前終値は陽線。
てっきり暴落かとおもった。
上海市場8%超下げで再開 11日ぶり取引、全面安 新型肺炎に懸念 – 毎日新聞 https://t.co/iqgELnDJMd— サイレントトラベラー (@slpolient) February 3, 2020
いいね!しよう