安倍晋三首相が新型コロナウイルスへの対策を強化すると国会で言及しました。
2月3日の衆議院予算委員会で安倍首相は「国立感染症研究所や地方衛生研究所で行っている検査を、民間の検査機関でもできるよう体制の構築に向けて取り組んでいる。簡易検査キットの開発についてもすでに着手した」と述べ、新型コロナウイルスの検査を短縮させるための簡易検査キットの開発が始まっていると言及。
現在は国立感染症研究所などに限定されている検査を、一般的な民間の医療機関でも行えるようにするとしています。
また、2月1日に施行となった「指定感染症」について、初日の1日だけで外国人5人の入国を拒否したとも発表しています。入国拒否の対象は感染が酷い湖北省の旅行券を持っている外国人で、場合によっては入国拒否の範囲を広げる可能性があるとしていました。
海外だと中国全土を入国拒否の対象としている国もあることから、日本でも大規模な入国拒否となるのは時間の問題となりそうです。
新型のコロナウイルスによる肺炎への対応をめぐり、安倍総理大臣は衆議院予算委員会で、より迅速に感染の有無を調べるための簡易検査キットの開発にすでに着手したことを明らかにし、感染拡大の防止に向けて検査体制の拡充を急ぐ考えを示しました。
新型肺炎、外国人5人の入国を拒否 官房長官、新措置で
https://www.asahi.com/articles/ASN233Q0CN23UTFK004.html
中国の湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、菅義偉官房長官は3日、入国管理の強化を始めた初日の1日だけで外国人5人の入国を拒否したと明らかにした。入国拒否の対象者を広げる可能性については「さまざまな事情を考慮して判断していく」と述べた。
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