新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、防衛省は予備自衛官を招集すると発表しました。
招集されるのは最大で50人程度となり、感染拡大の防止に向けた医療支援任務に派遣するとしています。予備自衛官は別の仕事などをしながら、大規模災害や有事に備えて待機している予備の人員で、過去に東日本大震災のような災害で大規模な動員をしたことがありました。
一方で、WHO(世界保健機関)の専門家は日本での感染拡大を一番懸念していると表明し、日本で食い止めることが非常に重要だとコメントを発表しています。海外メディアでも日本のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」を中心に報道記事が増えており、日本への関心度が徐々に高まっていると言えるでしょう。
日本だけではなく、世界において感染を阻止することが出来るのか、この1か月間が正念場となりそうです。
新型コロナウイルスの感染拡大の防止に向けた医療支援のため、防衛省は有事などの際に任務に当たる予備自衛官を招集することを決めました。
WHO専門家「いま一番、世界中が心配しているのが日本」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200214-OYT1T50158/
新型コロナウイルスの感染が広がっている問題で、進藤奈邦子・世界保健機関(WHO)シニアアドバイザーは14日、横浜市で開かれた日本環境感染学会の緊急セミナーで講演した。中国では新たな感染者が減りつつあるとして、「今一番、世界中が心配しているのが日本だ。ここで頑張って食い止めてほしい」と述べ、感染拡大防止に全力で取り組むよう訴えた。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう