クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の下船者から初めて陽性反応が出ました。
厚生労働省によると、陽性反応が出たのは今月19日に下船した栃木県在住の60代女性で、下船後の21日になって38度の熱が出て、医療機関を受診したところ新型コロナウイルスと診断されたとのことです。
下船者から陽性反応が出たのはこれが初で、下船前の検査では陰性反応でした。
また、この陽性反応とは別件で下船した23人の検査をしていなかったことが発覚。いずれも2月5日よりも前に受けた検査では「陰性」でしたが、その後に再検査を受けることなく、下船してしまったと発表されています。
更にこのような感染拡大報告を受けて、加藤厚労相は船内で事務作業に関与した職員らの一斉検査を行うと表明しました。今までは検査をしないとしていましたが、相次ぐ批判や感染拡大で方針を変えたと見られています。
栃木県は、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、船内の検査で陰性だったため、今月19日に下船した県内の60代の女性が、22日になって新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
乗船者23人でウイルス検査ミス
https://this.kiji.is/603901142149727329
加藤厚労相は、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスから下船した23人について、2月5日以降の健康観察期間中にウイルス検査が行われなかったとミスを認めた。
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