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新型コロナウイルスの重症化は13.8%、高齢者の致死率は21.9%に!WHOが調査報告を発表 COVID-19


新型コロナウイルスについて、WHO(世界保健機関)が世界各国の感染報告を整理して発表しました。

WHOによると、新型コロナウイルス(COVID-19)の重症化率は全体の13.8%程度で、呼吸器不全や多臓器不全のような命に関わる重篤な症状の患者は全体の6.1%だったとのことです。
年代が高いほど重症化率は跳ね上がり、80歳以上の感染者の致死率は21.9%となっていました。

また、合併症状があるとこの数字はもっと高くなる傾向が見られ、循環器の病気がある人は全体の13.2%、糖尿病が9.2%、高血圧が8.4%、慢性の呼吸器の病気が8.0%、がんが7.6%とまとめられています。

逆に40代以下の若い人だと致死率は1%にも行かず、年齢と合併症状の2つが大きな影響を与えることが分かると言えるでしょう。
WHOは持病持ちで年配の方を中心に対策を強化するべきだと呼び掛け、引き続き世界各国に感染症対策を続けるように要請しています。

 

WHO 新型コロナウイルスについて
https://www.who.int/

WHO調査報告書 症状の特徴・致死率など詳しい分析明らかに
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200229/k10012308111000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

それによりますと、感染者からみられた症状は
▽発熱が全体の87.9%、
▽せきが67.7%、
▽けん怠感が38.1%、
▽たんが33.4%、
▽息切れが18.6%、
▽のどの痛みが13.9%、
▽頭痛が13.6%などとなっています。

また、感染すると平均で5日から6日後に症状が出るとしています。

感染者のおよそ80%は症状が比較的軽く、肺炎の症状がみられない場合もあったということです。
呼吸困難などを伴う重症患者は全体の13.8%、呼吸器の不全や敗血症、多臓器不全など命に関わる重篤な症状の患者は6.1%だったということです。

 

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