WHO(世界保健機関)は日本と韓国、イタリア、イランの4ヶ国で新型コロナウイルスの感染者が激増しているとして、一番懸念している事案だと言及しました。
3月2日の記者会見でWHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は新型コロナウイルスについて「韓国とイタリア、イラン、日本における流行は最も大きな懸念材料」と述べ、中国以外だとこの4ヶ国で感染が急増していると指摘。
新型コロナウイルスには独自の特徴があるとして、「これまでに経験したことのない事態」とコメントしていました。
また、新型コロナウイルスの封じ込めや感染拡大防止に成功した国もあると強調し、対処することは不可能ではないとしています。
一方で、感染が拡大している韓国は3日に新型コロナウイルスとの戦争に突入したと表明した上で、病院の増床とマスクの増産を指示したと発表しました。韓国の感染者数は5186人に増え、死者も累計34人となっています。
WHOが指摘した4ヶ国では集団感染が発生している傾向が見られ、日本政府も今まで以上に対策を強化する必要があると言えるでしょう。
新型コロナウイルスの流行、「未知の領域に」=WHO
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-51716104-bbc-int
世界保健機関(WHO)は2日、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)の世界的流行は「未知の領域」に突入したと発表した。テドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、このウイルスは「独特」の特徴があるが、正しい措置を取れば封じ込められると話している。
新型肺炎、日本など4カ国を最も懸念 封じ込めは可能=WHO事務局長
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00000019-reut-kr
[ジュネーブ 2日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2日、新型コロナウイルスの感染拡大についてWHOは韓国、イタリア、イラン、日本の情勢を最も懸念していると述べた。
[ソウル 3日 ロイター] – 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日、新型コロナウイルスとの戦争突入を宣言し、病院の増床とマスク増産を命じた。
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