*官邸
3月12日午前に安倍晋三首相が緊急記者会見を行いました。
安倍首相はWHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスのパンデミック(感染爆発)を宣言したことについて、「世界的な感染の広がりが続いていることへの判断だと思います。日本としても、これまで以上に国際社会と協力しながら対応していきたい、対応を強めていきたいと思います」と述べ、今まで以上に感染防止策を強化するとコメント。
必要な政策は躊躇なく実行するとしていましたが、具体的な政策に関する言及はありませんでした。
一方で、WHOのパンデミック宣言やヨーロッパでの感染拡大、世界の株価が暴落している影響から、3月12日の日経平均株価は大きく売り込まれています。ギリギリ踏み止まっていた1万9000円台もアッサリと割り込み、現在は1万8500円前後の価格で取引されていました。
日銀が保有している株は1万9000円以下になると赤字になることから、この水準だと近い内に何らかの市場介入がありそうです。
12日の東京株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から11日のニューヨーク市場でダウ平均株価が過去2番目の下落幅となったことを受けて全面安になっており、日経平均株価は、1万9000円を下回って、一時、500円以上の値下がりになっています。
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