日本だとハンコ注射として有名なBCG(Bacille de Calmette et Guérin)ワクチンに新型コロナウイルスを抑制する効果があるかもしれないとして、オーストラリアの研究機関が臨床試験を開始すると発表しました。
時事通信社によると、この臨床試験はオーストラリア南部メルボルンにある小児医療研究所「マードック・チルドレンズ・リサーチ・インスティチュート」で行われる予定で、BCGワクチンが新型コロナウイルスの感染者にどのような作用を与えるのか調査するとのことです。
海外では複数の研究者から「BCGワクチンを使うことで、新型コロナに似たウイルスに感染した人のウイルス数が減った」というような報告があり、それを調べるために臨床試験を行うとしています。
実際にBCG接種を義務づけている国の多くで新型コロナウイルスの死亡率や増加率が少ない傾向が見られ、日本も例外ではありません。ウイルス検査の数値を改ざんや隠蔽していないとすれば、BCGワクチンで新型コロナウイルスを抑え込んでいると考えることが出来ると言え、臨床試験の行方に世界が注目しています。
BCG
https://ja.wikipedia.org/wiki/BCG
BCG(仏: Bacille de Calmette et Guérin の略、カルメット・ゲラン桿菌)とは、ウシ型結核菌(Mycobacterium bovis)の実験室培養を繰り返して作製された細菌、および、それを利用した結核に対する生ワクチン(BCGワクチン)のこと[1]。本来は前者にあたる細菌そのものを指す語であったが、一般社会や医学分野では後者を単に「BCG」と呼ぶことが多い。以下、本項では前者を「BCG」、後者を「BCGワクチン」と表記する。
BCGワクチン臨床試験へ 新型コロナに効果か―豪研究所
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020032700946
【シドニー時事】オーストラリア南部メルボルンにある小児医療研究所「マードック・チルドレンズ・リサーチ・インスティチュート」は27日、新型コロナウイルスに効果があるかどうかを調べるため、結核予防に使われるBCGワクチンの臨床試験を開始すると発表した。
この記事のドイツの事例で、日本人はBCGによってコロナから守られている説がリアルになった。
ドイツは30年も昔に統一されているが、コロナの広がりがなぜか東西ドイツでくっきり別れている。丁寧にベルリンまで。かつてBCGの受け方が東西で違いがあったんだと。https://t.co/PBPDPQYi5L— 手嶋守 (@tejima) 2020年3月26日
Big Newsかも。BCGがコロナに効くというSTUDY。因みに、先進国でいまだにBCG打っているのは日本だけ。#新型コロナウイルス #COVID19https://t.co/hJbZx8iBaB
— Oki Matsumoto (@okimatsumoto) 2020年3月25日
肺結核のBCG接種が、免疫力を広範囲に高め、もしかしたら新型コロナウィルスへの抵抗力も高めるかもしれないという仮説で、臨床試験が始まるらしい。これがもし本当であれば、BCGを接種する日本人には朗報。(そうあってほしい一人)https://t.co/h3aTo9K6MB
— 渡辺由佳里 YukariWatanabe (@YukariWatanabe) 2020年3月24日
念の為付言しますが、僕はこの仮説は誤りと考えています。
理由は、BCGなんて世界中、特に東アジアでは広くやっている。
結核感染者はコロナに耐性があることになってしまう。
韓国も日本同様にBCGをブースター含め実施している。コホート調査するまでもなく、非常に怪しい仮説です。 https://t.co/tw4p6Q5ERW
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) 2020年3月25日
BCGワクチン接種率とコロナの関係、少し調べたが相関性低そう。ワクチン接種率の高いポーランドの感染拡大率がイタリアと同等。https://t.co/SVHW3veEPehttps://t.co/QhnQCyuGdD
— Saber (@SaberJP) 2020年3月25日
ワクチンの方のBCGは、全般に免疫反応を良くするので、コロナウィルスに対して抵抗力を増している可能性有りという初期的な話。過去BCGワクチンを推奨していなかった国は、イタリア・米国・カナダ・ベネルクス。中国は1954年に衛生部発令。67歳以上の人は打ってないかも。https://t.co/0vQMevS7w0 pic.twitter.com/Jb9N94YNl9
— ボヘカラ (@BOHE_BABE) 2020年3月25日
日本では定期予防接種の結核に対するBCGワクチンが新型コロナウイルスに対する免疫を高める可能性があるかどうかを調べる無作為試験がオランダで始まる。引用されている論文も興味深い。国別の致死率とBCGワクチン摂取率の間に関係はあるのだろうか?https://t.co/792awhYVCVhttps://t.co/k7AuwHBC30
— BiotechMania (@BiotechMania) 2020年3月25日
不思議なことですが、スペインのお隣のポルトガルには、コロナウイルスの被害が異常に少ない。BCGを受けさせる国かそうでない国かで大きな差が出ている可能性もあります。日本もBCGは受けさせる国なので、死亡者が少ない可能性もあるようです。
— ふりーパパ@コロナ🍺モード (@freepapa) 2020年3月26日
https://t.co/bhfwNVql1v 旧東独と旧西独で感染の広がりが一桁違う!昔のBCGワクチンの違いか。旧東独、ソ連、日本、韓国は同じ古い系統を使っている/た。西欧は違う新しい系統を使っていて、かつ、義務化も早々に終了。イランは新しい系統を採用、その隣のイラクは日本と同じ系統を使っていてほぼ無傷 pic.twitter.com/BEb8YtsSKh
— 傭兵的自営業 (@j_sato) 2020年3月26日
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