厚生労働省のクラスター対策班代表・西浦博教授が新型コロナウイルスの感染爆発阻止は厳しいとして、国民全員に戦争状態となっても冷静な対応をするように呼び掛けました。
西浦教授は自身のツイッターで、「戦争状態になっても冷静でいられる気持ちの準備をして下さい。見たくない未来が待っているかも知れません。僕と僕の好きな若手たちが今までできたことは結果論として可能な限りの時間稼ぎ、というだけになるかも知れません。これまで日本で見られなかったレベルの流行に成り得ます」と述べ、日本でも欧米のような感染爆発が起きる恐れがあると指摘。
これからの感染爆発によって事実上の戦争状態に突入する可能性があるとして、「皆さん、たとえ流行があっても冷静に受け止めて乗り越えましょう。皆さんとならできると信じてます。僕は最後まで流行抑止をあきらめませんが、皆と一緒に頑張りたい。乗り越えよう」と呼び掛けていました。
西浦教授の話だと、数ヶ月間に及ぶ厳しい外出自粛が出される可能性もあり、今までのライフスタイル全般が変わることを考えて動く必要があるとしています。
新型コロナウイルスの驚異についても「助けてほしいのに病院が溢れる。助けたい医師や看護師も数多く感染する。近しい親族や好きな人の安全が守れない。そんな事態が十分に想定されます」と触れ、ネット上では事実上の敗北宣言だとして注目を集めているところです。
Twitterの深さ、ちょうど半徹夜の日だったので休憩がてらに楽しませていただきました。ここまでTwitterの民のレベルが高いことに気付いたので、いまから仕事に戻る06:33、皆さんにお願いです。さっしーにあんなインスタをさせてしまって専門家として反省しつつ、いま、これを書く時と思います。1/7
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) 2020年3月31日
この流行はWar-like(戦争のよう)と表現され、皆さん既に実感されつつあると思います。過去に自身でTweetしたのですが、この流行では、都会での密な接触や屋内活動、国際移動を伴う私たちのライフスタイルの見直しが迫られています。それに対峙する心構えをお伝えしたいです。2/7
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) 2020年3月31日
僕への応援メッセージをいただき感謝しますが、いつも僕はジミー大西さんみたいに「お前もがんばれよ」って思って皆さんの声を受け取ってます。外出自粛と言っても2か月以上続く場合も有り得ます。それに備えて、皆と「たたかうぞ」という闘争心を一緒にもってもらいたいと思っています。3/7
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) 2020年3月31日
戦争状態になっても冷静でいられる気持ちの準備をして下さい。見たくない未来が待っているかも知れません。僕と僕の好きな若手たちが今までできたことは結果論として可能な限りの時間稼ぎ、というだけになるかも知れません。これまで日本で見られなかったレベルの流行に成り得ます。 4/7
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) 2020年3月31日
呼吸が苦しいのに助けられず死んでいく人が出る。助けてほしいのに病院が溢れる。助けたい医師や看護師も数多く感染する。近しい親族や好きな人の安全が守れない。そんな事態が十分に想定されます。そんな事態でも、僕と押谷先生でクラスター対策でやったように、僕は日本人を信じてます。5/7
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) 2020年3月31日
地震とか台風で自然災害にあっても暴動を起こさない日本。お粗末すぎる非難所で靴を揃えて大人しく我慢できる日本人。そんなとこ、他にないですよ。みんな、すっげー公徳心の高さ。海外生活が長い自分には強い実感があり。。小遣いはたいてマスク作る小学生やセンバツなくて泣く野球人 6/7
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) 2020年3月31日
僕はその国民性の強さはハンパでないと思ってます。そんな若手だらけの日本には希望しかありません。だから、皆さん、たとえ流行があっても冷静に受け止めて乗り越えましょう。皆さんとならできると信じてます。僕は最後まで流行抑止をあきらめませんが、皆と一緒に頑張りたい。乗り越えよう。 7/7
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) 2020年3月31日
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