感染者数が15万人を突破したイタリアですが、これ以上の封鎖は経済的に限界があるとして、来週から一部の商店で営業再開を認めると発表しました。
イタリア政府によると、4月14日から書店やベビー用品店の営業再開を認め、他にも条件付きで木材加工や電子部品の製造なども再開方向で調整しているとのことです。
イタリアのコンテ首相は「我々はウイルスの消滅を待てない。ウイルスと共存しながら対策を打ち出す」と演説し、ウイルスと共存する政策に切り替えると表明。経済界からの圧力もあり、営業再開を決断した形です。
イタリアにおける新型コロナウイルスの感染者数は先週から増加率がやや減っており、ピーク時と比べて勢いが落ちていました。先月からの隔離政策で感染者数を抑制することが出来たと見られますが、専門家からは「来週の営業再開で再び増加に転じる恐れがある」と指摘する声が相次いでいます。
前々からイタリア経済は数年前から厳しい状態が続いていただけに、中々難しい問題だと言えるでしょう。
Coronavirus Cases
https://www.worldometers.info/coronavirus/country/italy/
「コロナと共存」経済再開 圧力に押されたイタリア政府
https://www.asahi.com/articles/ASN4C6HDGN4CUHBI017.html
新型コロナウイルスの欧州での感染の中心になったイタリアが、規制の解除に向けて動き出した。コンテ首相は10日、一部商店の14日からの営業再開を認めると発表。経済活動を5月初めから段階的に再開させる検討も始まった。経済界からの強い要望に押された形だが、懸念も残る。
「我々はウイルスの消滅を待てない。ウイルスと共存しながら対策を打ち出す『第2段階』に向けた作業が、すでに始まっている」。コンテ氏は10日夜に記者会見し、厳しい感染拡大防止策を取りつつ、「復興」に向けた準備段階に入ったことを強調した。同国では食料品などの生活必需品の生産と販売のみが認められてきたが、14日から書店やベビー用品店なども営業を再開。木材加工や電子部品の製造など一部の産業も、再開が認められる。
👉Martedì 14 aprile libreria MarcoPolo riapre
per ora solo la sede di Campo Santa Margherita
a breve anche quella della GiudeccaLa libreria PROSEGUE con
il servizio di consegna a domicilio e spedizione
e con la sottoscrizione dei #MarcoPoloBONDhttps://t.co/4nqVoH4U18 pic.twitter.com/r1AbVjgehj— Libreria MarcoPolo (@booksmarcopolo) 2020年4月11日
イタリアで復活祭休暇明けに営業再開が認められる対象に、書店と文房具店。まだ油断できないロンバルディア州とヴェネト州は休業を続けさせる。
Lombardia e Veneto “disallineate” rispetto alle riaperture del 3 maggio. Fontana tiene chiuse le libr… https://t.co/fPmvuGM2pN @LaStampaより— 八十田博人(Hirohito Y. ) (@yasodah) 2020年4月11日
新規感染者、入院患者数が減少傾向にあるイタリアは5月3日まで封鎖政策延長を発表したばかりですが、段階的な経済活動再開も計画する段階になっているので、とりあえず書店や文房具店の営業再開が見込まれています。ミラノを経済活動再開のモデルケースとして先行させる案も。https://t.co/z8TsfEGZ81
— ono hiroshi (@hiroshimilano) 2020年4月11日
移動や活動 制限再延長 イタリアは来月3日まで:日本経済新聞 https://t.co/raugwjdFkO
移動制限措置は4月3日までだったが、13日まで延長した。一部の店舗は14日から営業再開を認める→🇮🇹もかぁ・・大丈夫??— motomisa (@motomisa) 2020年4月11日
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