新型コロナウイルス対策に関わっている専門家たちから「政府の検査基準や4日間の自宅待機に関与していない」というようなコメントが相次いでいます。
厚生労働省のクラスター対策班に所属している押谷仁氏は18日の記者会見で、「厚労省が出したPCR検査の目安には、私やクラスター対策班は一切関わっていない」と発言。政府が発表しているPCR検査は政府側で考えたものだとして、PCR検査の基準に何も関与していないと強調していました。
また、日本医師会の釜萢敏常任理事も自宅待機で死亡した人が出たことについて、「4日間様子をみてくださいというようなメッセージと取られたんですが、それはあの、そうではなくてですね、少しいつもと違う症状が続いた場合には、少なくとも4日間も続くのであれば、ぜひ相談をしていただきたいということでありまして」と述べ、4日間の自宅待機を勘違いしている人が居ると弁明しています。
国民からは4日間の自宅待機や厳しいPCR検査の基準に反発の声が高まっており、それに対して専門家らが自身の関与を否定した形です。
ただ、そうなって来ると政府の基準を誰が決めたのかという問題になるわけで、このまま新型コロナウイルスの犠牲者が増え続けると、政府の重大な責任問題にもなるかもしれません。
本日の日本感染症学会学術講演会の配信で、押谷仁氏が「厚労省が出したPCR検査の目安には、私やクラスター対策班は一切関わっていない」と言い訳 or 内部告発めいたことを連呼して、聞いていて異様な印象を受けた部分がこちらです。
(画質が荒いのは設定ミスです。すみません) pic.twitter.com/PyyeVCO7Rg— flurry (@flurry) 2020年4月18日
押谷仁氏の発言内容について書き起こしておきます。>
『あの時点で、2月25日に我々がクラスター対策班に参画した時点で、もうすでに検査の目安というのは厚生労働省から出されていました。で、これには我々は一切関わっていません。少なくとも私は一切関わっていません』
— flurry (@flurry) 2020年4月18日
『で、この4日間は自宅で様子を見るとかっていうことに関してですね、そういう目安が2月の17日に出ています。我々がクラスター対策班に参画する1週間以上前のことです』
— flurry (@flurry) 2020年4月18日
『帰国者・接触者外来というのは、新型インフルエンザ対策として、新型インフルエンザ対策の行動計画、ガイドラインに記載されていたものです。それが今回のCOVID-19にも流用されたと。そのシステムが使われたと。これに関しても、我々は一切、クラスター対策班は関わっていません』
— flurry (@flurry) 2020年4月18日
『で、行政検査として、肺炎が疑われる例を積極的に検査をするという通知も2月17日に出ていますが、これについても私自身は一切関わっていません』(以上、書き起こし終わり)
— flurry (@flurry) 2020年4月18日
自宅待機中の死者が報じられた22日、専門家会議会見で釜萢氏は「熱が出ても4日間自宅で我慢しろと言ったわけではなく、普段病院行かない人でも4日も熱が続くなら是非受診して下さいという意味で言ったのに、逆に受け取られた」と大胆な歴史修正。彼らが大勢の生死を左右する諮問機関に居てはいけない。 pic.twitter.com/F2rZLDErJh
— taka.pea (@oceanchildhigh) 2020年4月23日
先日の日本内科学会の緊急シンポジウム(こちら https://t.co/HT0RL6jTHq でアーカイブ配信が見られる)でも何度か「PCR検査を減らすべきと言ったことは一度もありません」とおっしゃっていたのが気になりました
— NaOHaq(苛性ソーダ) (@NaOHaq) 2020年4月18日
2月27日記事の尾身発言。4日待ちの基準に関与してるよなこれ。→
「発熱が4~5日続いた後に治る人がほとんどだが、悪化する人もいる。この段階ですぐに医師に相談して「PCR検査」を受ける。4日にしたのは、できるだけ早くウイルスを検出でき、トータルで効果が高いからだ」https://t.co/KgjcMOzizO
— 原発ゼロ !消費税減税!森友加計隠蔽を忘れるな (@nomoremox) 2020年4月18日
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