無症状の市民を対象にPCR検査を行ったところ、28.1%が新型コロナウイルスの陽性反応となったことが分かりました。
これは船橋市の松戸徹市長が明かした情報で、公式ホームページのメッセージを通して、「船橋市が開設している障害者支援施設で、3月28日に新型コロナウイルス感染症の集団感染が発生し、施設の入所者と職員、その家族を対象にPCR検査を実施しました」「その結果、健康上問題なく過ごしていた人の28.1%が陽性となりました」と報告。
あくまでも集団感染が発生した施設と条件付きですが、関係者の家族を含めた一斉検査で28.1%も陽性反応が出たのは高い数値だと言えます。
少なくとも、集団感染が起きるとそれだけ周囲に新型コロナウイルスを広げてしまうことを示しているデータであり、都心の集団感染ならばもっと数字が跳ね上がっても不思議ではないです。
他にも感染者が水面下で爆発していることを示すデータは多く、人口密集では新型コロナウイルスに感染している人がそこら中に居ると考え、入念に備えてから行動したほうが良いと思われます。
学生の皆さんへ(4月24日発表)
https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/kansenshou/001/p076863.html
みなさん、こんにちは。船橋市長の松戸徹です。
新年度が始まりました。本来であれば学校生活がスタートし、新たな気持ちで毎日わくわくしながら楽しく過ごしている時期ですが、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、学校の休業が続いています。自宅で長い時間を過ごすことになり、とても残念な気持ちでいることと思います。
<「健康そうに見えるけど陽性」の人が確実に存在します>
4月16日、新型コロナウイルス感染症に関する「緊急事態宣言」が日本全体に発令されました。今、人との接触を8割減らすことが求められています。
なぜ外出を自粛しなければいけないのか、危険性が実感できない人も多いのではないかと思います。その理由の一つは、健康そうに見えていても実は新型コロナウイルスに感染している人(サイレントキャリア)が存在しているという科学的なデータが、積極的に示されていないからだと思います。<船橋市が確認したデータでは、約28%がサイレントキャリア>
船橋市が開設している障害者支援施設で、3月28日に新型コロナウイルス感染症の集団感染が発生し、施設の入所者と職員、その家族を対象にPCR検査を実施しました。PCR検査は、日本では主に発熱などの症状がある人を対象に実施されるため、症状がない人も含めた全員の検査は、数少ない事例です。
その結果、健康上問題なく過ごしていた人の28.1%が陽性となりました。サイレントキャリアについては、海外においても注意すべきこととして発表されています。一定のグループでの検査なので、そのまま社会全体に置き換えることは科学的ではないかもしれませんが、症状がない陽性の人(サイレトキャリア)が高い確率で存在することは否定できません。買い物に行ったり、乗り物に乗ったりすると、たくさんの人と同じ空間にいることになります。そんなとき、健康だと思って過ごしている人の中にも陽性の人が一定数存在していたら・・・その可能性があるということです。
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https://johosokuhou.com/2020/04/22/29867/
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