新型コロナウイルスのPCR検査について、政府が全国の詳細な数値を把握していないことが分かりました。
これは毎日新聞が報道した情報で、検査人数に対する陽性者の割合を示している陽性率を含め、重要な数字が不明な状態になっていると報じられています。
具体的には陽性率の算出に不可欠な「分母」と「分子」を全国的に把握する仕組みが存在せず、厚生労働省が求める報告に12の都県が応じてないとまとめられていました。
また、PCR検査を国と民間機関でバラバラに実施している影響で、数字の全体像を把握していないとも報道されています。
国が把握しているのは直轄の調査機関や保健所などを通した報告がメインだと見られ、緊急事態宣言の延長を含め、国が何の数字を根拠にして、新型コロナウイルス関連の政策を決めているのか疑問を感じるところです。
少なくとも、公式発表の数字は全体の一部だけだと言え、国全体として新型コロナウイルスの陽性率を出さなければ、有効な対策を打ち出すのも難しいと思われます。
政府がPCR「陽性率」を正確に把握できない事情 12都県は厚労省の報告要求に応じず
https://mainichi.jp/articles/20200503/k00/00m/010/138000c
新型コロナウイルスの感染の有無を確認するPCR検査(遺伝子検査)について、政府が新規の検査人数に対する陽性者の割合(陽性率)を正確に把握できずにいる。国内の感染状況を分析するための重要な指標だが、検体を採取する機関が多数ある上に、その検査結果が判明する日にちもバラバラになりがちで、陽性率の算出に不可欠な「分母」(新規検査人数)と「分子」(陽性者)を全国的に把握する仕組みが存在しない。厚生労働省が求める報告に、12に及ぶ都県が応じていない実情もある。
世界一検査数が少ないくせに正確に把握もできないと。政府の徹底した不作為だよな。 / “政府がPCR「陽性率」を正確に把握できない事情 12都県は厚労省の報告要求に応じず – 毎日新聞” (10 users) https://t.co/6oqt8pgB1G
— kamayan1192 (@kamayan1192) 2020年5月4日
これはまずい。不正確な陽性率が、緊急事態宣言及びその解除の根拠の一つとなる。そして、もっと検査数を増やさなければ、不正確さがますます増大する。
政府がPCR「陽性率」を正確に把握できない事情 12都県は厚労省の報告要求に応じず – 毎日新聞 https://t.co/jKW1HvBNud
— 蓮池透 (@1955Toru) 2020年5月4日
今まで僕がギャーギャー言ってきたことの要点がまとまってます
政府がPCR「陽性率」を正確に把握できない事情 12都県は厚労省の報告要求に応じず – 毎日新聞 https://t.co/e26byPNXv2
— 大濱﨑 卓真 (@oohamazaki) 2020年5月3日
なんとなく分かってはいましたが、やはり正確ではなかったようです。テータが正確でないまま対策を考えると、方向を誤ります。
https://t.co/xTmQV8KMLu— 齊藤信宏 (@nobusaitoh) 2020年5月3日
やっぱり素人が気付くような疑問には理由があるなあ。#陽性率 #コロナhttps://t.co/43XnXzcoem
— まんじゅう (@MandY0U) 2020年5月4日
これを読むと、政府は感染の状況をきちんと知る努力を怠っているように思える。さらに必要な検査もできてないとなると、対処も怪しくなる。統計軽視でことが進んでていいわけがない。
政府がPCR「陽性率」を正確に把握できない事情- 毎日新聞 https://t.co/OBbWyjNg3R
— 伊藤悟 (@satoru_hyotan) 2020年5月4日
こんなバカな国が先進国ヅラしてるってのが嗤えるわ
今まで何してたんだ?もう5月やぞ?
こんな基本的な統計もないのにどうやって感染の度合い判断するんだよ
占いでもしてんのか?政府がPCR「陽性率」を正確に把握できない事情 12都県は厚労省の報告要求に応じず https://t.co/2qc6xMqkQd
— くろくろ (@kuronowablack) 2020年5月4日
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