例年と比べて極端に死者数が跳ね上がっている部分を「超過死亡」として、新型コロナウイルスの影響を調べる動きが世界各地で加速していますが、日本においても超過死亡が発生している疑いが浮上しています。
今年の3月までは日本の死亡者数は平年並みとなっていますが、4月に入ると各地で数字が上昇。
特に神奈川県川崎市はかなり顕著に数字が上昇しているとして、ネットユーザーからも「これはちょっと看過できない数字」「何らかの形で超過死亡が発生しているのでは」などと疑問を投げ掛ける声が投稿されています。
現時点で4月の数字は発表されていない地方自治体も多く、これから詳細な情報が出揃うことになると見られていますが、この数字の変化は非常に気になるところです。
川崎市の世帯数・人口、区別人口動態、区別市外移動人口(令和2年5月1日現在)
http://www.city.kawasaki.jp/170/page/0000117453.html
令和2年5月1日現在の川崎市の人口は、前月に比べて3,869人増加し、1,539,284人となりました。令和2年4月中の人口動態をみると、自然動態は118人増加し、社会動態は3,751人増加しました。区別の人口をみると、全ての区で世帯数、人口ともに増加しました。
やっと本日(5/11)、東京都の死亡者数(3月中まで)が公表されました。東京23区と札幌市と名古屋市の死亡者数推移をアップします。(誤記があったので再投稿) pic.twitter.com/cZxgMl3VZj
— 野口明生 (@Derive_ip) 2020年5月11日
ちなみに、都道府県レベルでの比較では、こんな感じです。 pic.twitter.com/CE8VyRDGaG
— 野口明生 (@Derive_ip) 2020年5月11日
川崎市の4月中までの死亡者数が公表されました。これはちょっと看過できない数字であるように思います。
何らかの形で超過死亡が発生していることを疑って、直接・間接の理由を含めて見落としがなかったかを検証した方がよいと思います。 pic.twitter.com/z7936Df0sa
— 野口明生 (@Derive_ip) 2020年5月13日
札幌市の4月中の死亡者数が公表されました。川崎市と横浜市のグラフと合わせてアップします。
月ごとの集計しか得ることができないのでピークの形は不明確ですが、超過死亡が発生していることを疑って、間接・直接の理由を含めた検証をするべきではないでしょうか。 pic.twitter.com/aYSheOUBhW
— 野口明生 (@Derive_ip) 2020年5月15日
【補足】インフルエンザの場合、インフルエンザ+肺炎の死者数のベースラインを推定して、『ベースライン』の95%信頼区間の上限値を上回った死亡者数を『超過死亡』として把握することになっています。グラフも平年死亡者数(母平均)の95%信頼区間です。https://t.co/8p4sQOWEIO
— 野口明生 (@Derive_ip) 2020年5月11日
いいね!しよう