東京都知事選挙の構図が固まってきました。
6月4日に政治団体「日本第一党」の党首で元在特会会長の桜井誠氏が都知事選に立候補すると表明。都民税や固定資産税ゼロなどを掲げて、保守的な路線をアピールするとしています。
また、立憲民主党は独自候補の擁立を見送り、先日に出馬の意志を示した宇都宮健児氏を支援する方向でまとまりました。宇都宮健児氏は前に出馬した都知事選で100万票近くを獲得していることから、立憲民主党としても宇都宮健児氏を支援することで勝利を目指す流れにするとしています。
一方で、同じ野党の国民民主党では共産党寄りだとして、宇都宮健児氏への支援に反発する声が強く、今回は宇都宮健児氏を支援しない方向で決まりそうです。
立憲民主党と共産党が宇都宮健児氏、自民党や公明党が小池百合子都知事、その他の勢力として「NHKから国民を守る党」の候補者や「日本第一党」の桜井誠氏が並ぶ構図になると思われます。
都知事選、桜井誠氏らが立候補へ
https://jp.reuters.com/article/idJP2020060401001747
政治団体「日本第一党」党首の桜井誠氏(48)が4日、東京都庁で記者会見し、任期満了に伴う7月5日投開票の都知事選に立候補すると表明した。新型コロナウイルス対策として2年間の都民税と固定資産税ゼロなどを訴える方針。
立憲、都知事選で宇都宮氏支援へ 野党統一候補は困難に
https://www.asahi.com/articles/ASN637HQ7N63UTFK00N.html
立憲民主党は東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)で党独自の候補擁立を見送る方針を固めた。すでに立候補表明している元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏を支援する方向だ。一方、国民民主党は3日、党として宇都宮氏を支援しないことを確認。都知事選での野党統一候補の実現は困難な情勢となった。
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