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新型コロナウイルスの抗体が減少と報告!2ヶ月後に90%以上で体内の抗体減 集団免疫は絶望的に!


新型コロナウイルスに感染した患者の体内から抗体の数が減少していることが分かりました。

これは中国の重慶医科大学などの研究グループが発表した情報で、4月上旬までに重慶で新型コロナウイルスに感染した患者を調査したところ、退院してから2ヶ月後に抗体の数が大きく減っていたとのことです。

発表された論文によると、新型コロナウイルスの症状が出た人と症状が出なかった人で分けて調査を行い、無症状の人の93.3%、症状があった人の96.8%で抗体の数が減少。
抗体の減少割合は半数以上の人で70%を超えており、一度感染して新型コロナウイルスの抗体を持っていたとしても、時間経過で再感染のリスクがあることを示したと報告書はまとめています。

前々から新型コロナウイルスの再感染リスクが指摘されていましたが、抗体の減少を確認したとする報告書は初です。
抗体の減少は感染から1ヶ月程度で始まると見られ、数ヶ月後には大半の抗体が消えていると推測されます。

いわゆる感染して抗体を獲得することで新型コロナウイルスを封じ込める「集団免疫」は完全否定された形で、ワクチンに関しても本当に効果があるのか疑念が出てきたと言えるでしょう。

 

Seroprevalence of immunoglobulin M and G antibodies against SARS-CoV-2 in China
https://www.nature.com/articles/s41591-020-0949-6.pdf

新型コロナ 感染後の抗体 数か月後に減少 中国研究グループ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200619/k10012477071000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004

新型コロナウイルスに感染したあとに体内で作られる抗体が、感染から数か月後には減り始めたとする研究結果を中国の研究グループが発表しました。
感染を経験した人は再び感染しにくいという考えに基づいた対応を取ることには、リスクがある可能性があるとしています。

 

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