世界的に有名なサーカス劇団の「シルク・ドゥ・ソレイユ」が破綻申請を行ったことが分かりました。
報道記事によると、6月29日に運営の「シルク・ドゥ・ソレイユ・エンターテイメント・グループ」がカナダの破産法に基づき会社更生手続きに入り、合わせて全体の95%に匹敵する3480人のスタッフらを解雇すると発表。
破産の理由は約960億円の債務返済が困難になったからで、ラマール最高経営責任者は「新型コロナ流行で全公演が中止され売り上げがゼロとなる中、同社の将来を守るために断固とした行動に出なければならなかった」などとコメントしていました。
今後は出資している企業と協力して、事業の立て直しを急ぐとしています。
サーカス劇団の中では世界トップクラスの知名度がある「シルク・ドゥ・ソレイユ」だけに、今回の破産報告は全世界で話題になっているところです。日本においても過去に何度か大規模なイベントをしたことがあり、これからどうなるのか心配の声を投げ掛けるコメントが相次いでいました。
[29日 ロイター] – カナダの著名サーカス劇団シルク・ドゥ・ソレイユ・エンターテイメント・グループが29日、破産法の適用を申請した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けた休演で経営困難に陥る中、約95%の団員のレイオフを強いられていた。
MONTREAL, MONDAY, JUNE 29, 2020
Company files to restructure under the Companies’ Creditors Arrangement Act in response to immense disruption and forced show closures as a result of the COVID-19 pandemic
Enters into a “stalking horse” purchase agreement with existing shareholders and Investissement Québec, setting the minimum acceptable bid in a court-supervised Sales and Investment Solicitation Process
Stalking horse bid includes key undertakings for Québec, affected employees and contractors; positions Company to emerge from CCAA as a stronger entity
Montreal, QC, June 29, 2020 – Cirque du Soleil Entertainment Group (“Cirque du Soleil,” “Cirque,” or the “Company”) announced today that it and certain of its affiliated companies have filed for protection from creditors under the Companies’ Creditors Arrangement Act (“CCAA”) in order to restructure its capital structure. Its application under the CCAA will be heard tomorrow by the Superior Court of Québec (Commercial Division) (the “Court”). If the Court grants the initial order sought, the Company will seek its immediate provisional recognition in the United States under Chapter 15 of the US Bankruptcy Code in the United States Bankruptcy Court.
ラスベガス観光の目玉のひとつだった #シルク・ドゥ・ソレイユ 。#新型コロナウイルス の影響を受け、運営会社が日本の会社更生法に相当する企業債権者調整法の適用を本社を置くカナダで申請しました。https://t.co/MKWnHmI72p pic.twitter.com/nPuv3oN6Gq
— 奥平和行(日本経済新聞) (@kazokudaira) June 29, 2020
カナダのサーカス劇団シルク・ドゥ・ソレイユが破産申請し、会社更生手続き。新型コロナによる上演停止で興行収入がなくなり、約9億ドル(約960億円)の債務返済が難しくなりました。劇団員3480人を解雇します。#新型コロナ #COVID19https://t.co/ejtwQmNkm5
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) June 29, 2020
「シルク・ドゥ・ソレイユ」公演中止でスタッフの95%解雇 https://t.co/8D6O8BCdww
世界的な人気を誇る「シルク・ドゥ・ソレイユ」が新型コロナの感染拡大で各地の公演が相次いで中止となったことを受け、ダンサーを含めスタッフの95%に当たる約4700人を解雇すると発表。 #シルクドゥソレイユ #解雇
— SankeiBiz (@SankeiBiz_jp) March 20, 2020
このトンネルを抜けさえすれば、シルクの卓越した文化は必要とされるはず。2、3年かもしれないけど、苦境を乗り越える手段としての「破産」と信じたい。
シルクドゥソレイユ破産申請https://t.co/VfxX4EDe13
カナダのシルク・ドゥ・ソレイユ・エンターテインメント・グループが破産法の適用を申請
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) June 29, 2020
新婚旅行で見た「Oオー」で感動して
ディズニー主催のZEDにも行ってました。当時のラスベガス公演の熱量はとにかくすごくて、
10年後に破綻するなんてだれも
思わなかった。事業するにせよ、勤めるにせよ
あたりまえが崩れる前提で出口戦略を考えるべきだなと思います#シルク・ドゥ・ソレイユ pic.twitter.com/qKRmWC9G4f— ビズもと/元SEのWebマーケ&SEO (@bizmoto2020) June 30, 2020
シルク・ドゥ・ソレイユ960億円の破産申請って、
コロナになる前から
経営圧迫されてたんだよ。
どちらにしても、
ショービジネスはもう
ダメかもしれない。
閉鎖された空間での娯楽は
クラスター発生の可能性が高すぎる。
— ストマック (@sutoma1031) June 29, 2020
シルク・ドゥ・ソレイユ破産…
信じられない…マジか https://t.co/wPb2IAYgot pic.twitter.com/IefnLTHfha— キンタロー🇺🇸 (@Tapsloveen) June 29, 2020
これはショック。僕はギャンブルはしないのですが、これをみるためだけにラスベガスへ行ったほどです。思えば、藤沢朗読もシルクがアンフィシアターから撤退したからこそ、派手な演出を使えるようになったわけで、実は切っても切れない関係。https://t.co/qnLw6TJqVL
— 藤沢文翁 (@FujisawaBun_O) June 30, 2020
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