7月6日に投開票された東京都知事選挙の結果を受けて、安倍首相が年内にも解散総選挙を決断するとの噂が飛び交っています。
噂の根拠となっているのは日本維新の会が支援していた小野泰輔氏が60万9178票も獲得したからで、仮に自公で過半数割れとなっても、維新を加えることで絶対多数は維持できるとの目論見があるからです。
既に橋下徹元市長や松井一郎代表とは何度も菅官房長官や安倍首相がやり取りを重ねており、何かあった時に備えて色々と交渉はしている可能性が高いと見られています。
今回の都知事選の結果は自公支援の小池百合子氏が365万7855票だったのに対して、野党連合の宇都宮健児氏で84万票でした。3番手にはれいわ新選組の山本太郎代表が獲得した65万票がありますが、維新と自公をまとめてみるとその差は歴然です。
安倍首相は先月から麻生太郎副首相を始め、党内の重鎮たちと相次いで会合を行っています。詳しい内容は分かっていませんが、解散総選挙や次の内閣に向けたポストの調整作業だと言われ、衆議院の任期(解散総選挙の期限)からしても年内に仕掛けてくるのは十分にありそうな話です。
都知事選で示されたのは自公維が依然として強いことと、野党がまとまらないと勝負にすらならない点。減税を拒んでいる立憲民主党が考え方を改めなければ、更に野党分断が進んで、次の総選挙も自公の勝利になるでしょう。
都知事選で野党不振、首相の解散判断に影響
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61182120V00C20A7PE8000/
安倍政権はコロナ対応や内閣支持率の落ち込みで逆風を受ける。野党共闘が進んでいない状況を踏まえ、与党内に早期解散を容認する考えが広がる可能性がある。
自民幹部は「野党が立ち直る前の年内解散があってもいい」と話す。別の幹部は「野党の足並みがさらに乱れれば早期解散の機運は高まる」と指摘する。
首相の盟友、麻生太郎副総理・財務相は6月末、公明の斉藤鉄夫幹事長に「秋の解散が望ましい」との見解を示した。斉藤氏は選挙準備が進んでいないと年内解散に慎重な考えを伝えた。
「勝者なき選挙」だった東京都知事選 国政政党の影薄く
https://www.tokyo-np.co.jp/article/40090
野党側では、立憲民主、共産、社民の3党が支援した宇都宮健児氏、れいわ新選組の山本太郎代表が票を奪い合った。立民の須藤元気参院議員は山本氏支援に回り、離党届を提出。自主投票だった国民民主党の有志も山本氏を応援した。野党が一枚岩で与党に対抗する構図に程遠く、次期衆院選の共闘に不安を残した。
国民は「れいわの勢いは無視できない」(玉木雄一郎代表)とし、今夏にも発表する政権構想では消費税への考えを見直す方針を示唆。山本氏が野党共闘の条件として「消費税5%」を唱えているからだ。立民は消費税減税に慎重なため、国民民主との溝がさらに深まる可能性がある。
東京都知事選
https://www.nhk.or.jp/senkyo2/shutoken/16407/skh48032.html
この傾向は要検討でしょう。 pic.twitter.com/9EFjKsZzPm
— 三春充希(はる) ⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) July 5, 2020
これマジか…
ドイツの極右の躍進は移民や難民が圧倒的に少ないドイツ東部で起きたけど、東京の極右の得票は実際に外国人が多く住んでいる場所で起きているのか。一番高いのは中野区と台東区かな?色付けが細かいから大きな傾向としては西部と東部の違いくらいだろうけど、これは少しびっくり。 https://t.co/xVCSKyc0YE
— 牧野アンドレ @イラク🇮🇶で医療支援 (@andre_makino) July 6, 2020
東京都知事選 開票終了
小池百合子 366万1371票(得票率59.70%)
宇都宮健児 84万4151票(得票率13.76%)
山本太郎 65万7277票(得票率10.72%)
小野泰輔 61万2530票(得票率 9.99%) pic.twitter.com/ZNWBULVCuH— 三春充希(はる) ⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) July 5, 2020
はるさんマップ。気になる争点で見ても興味深いです。
維新小野氏が中央、千代田に続き、羽田新ルート影響大の
港でも躍進。大田、品川でも、止めると言った宇都宮氏に
迫る勢いだったとは😳 https://t.co/ciev30v7rn— 都民カフェ渋谷 (@tomincafe_sy) July 6, 2020
小野さんお疲れ様でした。小野さんに投票頂いた都民の皆様、応援頂いた全ての皆様、ありがとうございました。選挙結果は完敗ですが、出口調査で野党間に割って入ったのは大きな成果だと思います。また、コロナの中、党副代表として一度も東京に応援に行けず申し訳ありません。 https://t.co/T5bMdxlRVY
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) July 5, 2020
都知事選のメディアのあり方で分かったでしょう?
大阪府民、なぜテレビが吉村知事を執拗に持ち上げてるのか、裏側を知って欲しい…。
コロナで倒産・失業で明日食べるものにも困っている人が居る中、10万円給付率全国ワーストの大阪。
倒産したづぼらやの前でコレですよ…。
テレビに騙されないで😢 https://t.co/HjVp8EHCyL— CocoC444 (@C444Coco) July 5, 2020
太郎さんとその仲間達!都民のために立ちがってくれてありがとう!そしてお疲れ様🙏
さて参議院選スタート🍺
落胆するとこなかれ
都知事選を見守った我々ならこれから
山本太郎とれいわ新選組に何が起こって行くか分かるだろ。— 元気な猛毒太郎ちゃん (@K_yo_enemy_now) July 5, 2020
小池さんに入れた人曰く、「安倍さんより自分の言葉で話してると思った」とのこと。「他の候補者はテレビに映らなかったので知らない」だって。
都知事選、安倍さんVS小池さんみたいな感覚で入れた人も多いのかな。
テレビ報道、罪だね。 https://t.co/zmPLnA6sYq— せるふらんせ (@selle_francais) July 5, 2020
予想通り都知事選は小池百合子の圧勝だった。最初から分かり切っていたことだよ。選挙結果を決めるのは有権者じゃないんだから。小池百合子は自公から独立した立場に見えるだけで同じグローバル企業の代理人だからね。絶対に選挙で負けない仕組みが二重三重に作られていた。
— まりなちゃん (@t2PrW6hArJWQR5S) July 5, 2020
僕は都知事選は不正選挙だったと思ってる
別に投票数が操作されてると言ってるのでは無い、メディアの選挙に対する報道姿勢に対しての事
小池都知事が圧勝した事を受け、国政選挙でもこの報道姿勢は行われる
政治の終わり始まりこれから、もっと酷い状況になると覚悟した方が良い
消費税増税は確実だ— ESPRIMO@ 消費税0でええじゃないか 一口1000円一票一揆 (@ESPRIMO7) July 5, 2020
なお、これも落ち着いたら書こうと思ってたが、山本さんが野党共闘票を割ったとの批判あるが、「小野候補+維新」の躍進を止めた功績は大きいと思ってる。年齢・実績・吉村人気を考えても危なかった。
↓
小野氏陣営「旬の吉村知事の勢い生かせず」 https://t.co/apBDpeCRQV #2020東京都知事選挙— 舩田クラーセンさやか Sayaka Funada-Classen (@sayakafc) July 5, 2020
小池百合子再選で東京終わったなっていう人いるけど、どうせ他の候補者が当選しても同じ事言われる
何で都知事選の度に東京終わったって馬鹿にされなきゃいけないのかわからん
こっちは東京で必死に生きてるってのに!
そんなに東京に文句言いたきゃ直接私に言ってこい!(但し独身男性に限る)
— 夜桜(ラッパ先輩) (@YOZAKURA0001) July 5, 2020
山本太郎が都知事選に出馬しなかったら維新推薦の小野が2位に浮上していただろう。それは来たる総選挙の姿である。立憲民主党は宇都宮の2位で安堵している場合ではない。このままでは野党第一党は維新になる。今すぐれいわと消費税5%で和解し野党共闘を再建しなければ自公維大連立へ一直線だ。 https://t.co/nF5EAcrxR6
— 鮫島浩 (@SamejimaH) July 5, 2020
小池知事は土壇場で自民党の推薦を断った。裏はさておき表では、都知事選は「現知事」信任/不信任に変化。結果「安倍政権vs野党共闘」の意義薄れた。そんな中、維新が東京でもっと躍進すれば、「改憲の為の自民+公明+維新連立政権」がより現実味を帯び、支持率急落の安倍=麻生政権的なものの延命へ https://t.co/ZoQsfVl6QU
— 舩田クラーセンさやか Sayaka Funada-Classen (@sayakafc) July 5, 2020
小池氏が凄いというより、立民や共産の影響力がもう残ってない。あれだけ立派な肩書きの宇都宮氏を全力で支援したのに、100万票どころか90万票にも届かない。
一方で維新は完全アウェイな東京で、無名の小野氏にあそこまで票を集めた。どう考えても野党再編の時が来ている。 https://t.co/4OOikT47UO
— 黒瀬 深☔️ (@Shin_kurose) July 5, 2020
コレが「次期衆院選」の模擬だと
仮定すると、次回の野党第一党は
維新になる可能性が非常に高い。つまり自公維の連立がハッキリと
見えてきた訳で、野党共闘として
戦略を見直す契機だと思う。 pic.twitter.com/3rncRhKZgK— ogotch (@ogotch) July 6, 2020
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