政府が観光支援として実施を予定しているGoToキャンペーンに批判が殺到しています。
全国各地の市長や知事から批判の声が噴出しているのに続き、今度はネット上でも国民が「#GoToキャンペーンを中止してください」のハッシュタグを使って反対運動を展開。
更には東京都医師会の尾崎治夫会長も自身のFacebookを通して、「Not go toキャンペーン」との呼び掛けを行い、飲み会や外出を控えるように提案していました。
尾崎会長は「市中感染が広がっていることが否定できない今、都心で生活している人、全ての人に飲食を通じて、感染が起きるかもしれません。危ない行為は避けましょう。そこで東京都医師会からの提案です。7月中の飲み会・会食は控えましょう。都内は勿論、都外でも。行くのであれば、ガイドラインを遵守したお店。しかも少人数で」とコメントし、感染拡大防止の為に今こそ気を引き締めるべきだと強調しています。
ただ、このような相次ぐ反対意見でも国の方針に全く変化の気配はなく、西村康稔経済再生担当相は7月15日の国会で「やるべきではないと地方に心配する声がある。一方で進めてほしいとの声も聞いている」と述べ、7月22日にGoToキャンペーンを開始すると繰り返していました。
野党の反対表明からGoToキャンペーンの開催を巡って与野党対決にもなっている状態で、今後もGoToキャンペーンを巡る議論は激化することになりそうです。
西村康稔経済再生担当相は15日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス感染症を受けた政府の観光支援事業「Go To トラベル」に関し、22日に予定通り開始すると表明した。「感染防止策の徹底を基本として開始する予定だ」と述べた。政府の新型コロナ感染症対策分科会を16日に開き、専門家の意見を聞く考えも示した。感染防止のガイドラインに従わない事業者に、新型コロナウイルス特措法に基づく休業要請を出す段階にあるとの認識も示した。
東京都医師会の尾崎治夫会長は自身のフェイスブックで「Not go toキャンペーン」と題した提案を行い、都内での新型コロナウイルスの最近の感染者の状況について「第2波かもしれない」として今月中の飲み会や会食を控えるよう呼びかけています。
本日(7/15)、#野党国対委員長連絡会 を開催。22日に始まるGotoキャンペーンの見送りを求めることで一致。また在日米軍にコロナ感染が広がっていることについて「しっかりと透明性を持った説明を日本政府がすべきでだ」と表明し、徹底した情報開示を求めました。 pic.twitter.com/KjCYLfQOv5
— 日本共産党_国会info (@jcp_kokkaiinfo) July 15, 2020
7/15(水)安住委員長
GoToキャンペーンは目下の感染拡大の状況を考えて延期をすべき
修学旅行は中止で大人の旅行は良いのか。地方で受け入れる側にも不安がある
観光に携わる皆さんの窮状は我々政治の責任で何とかしないといけないが、いま大移動を始めて感染拡大に繋がれば政府の起こした人災になる pic.twitter.com/HphiODR99i— 立憲民主党(りっけん)国会情報+災害対策 (@cdp_kokkai) July 15, 2020
衆院予算委(閉中審)で馬淵澄夫議員が凄い言質を取ったね。「閣議決定には#GoToキャンペーン実施の条件として『感染が収束後』と『国民の不安が解消された後』と明確に規定している。前倒しをして実施するということは閣議決定を覆したのか」すると西村担当相「大きな流行は収束させたと判断している」
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) July 15, 2020
逮捕された国会議員にボーナスが支給されて、コロナで頑張った看護師さんのボーナスが全額カットされて、東京がコロナ警戒レベル最大に引き上げになり、gotoキャンペーンが中止できない理由が「今更やめられないという結論になった」てどういうことですか?あとサンマが一匹5980円てどういうことですか
— 坊主 (@bozu_108) July 15, 2020
各自治体の長が次々とGoToキャンペーンに難色を示しているんですが、じゃあ観光客が連休に押し寄せた時の対策はたててるのかというと、ほとんどそんな話もでてなくて大丈夫なんですかね?難色を示すだけじゃ感染拡大は防げませんよ
— EARLの医学ツイート (@EARL_Med_Tw) July 15, 2020
西村コロナ担当大臣が重大な虚偽答弁。
政府がこの感染拡大中に #GoToキャンペーン を強行しようとしてますが、西村大臣は国会でGo To事業について「事態が終息した後」「回復期」に行うものだと説明していました。今の状況のどこが終息・回復期なんでしょうか。どう考えても虚偽答弁です。 pic.twitter.com/bdQr9cm6nB— HOM55 (@HON5437) July 15, 2020
「GoToキャンペーン」の何が最悪かと言えば、まず感染者が増えている状況で国が税金を注ぎ込んで移動を後押ししている点も然る事乍ら、何より安倍政権は自分達が率先してキャンペーンを張っているのを棚上げして、旅行者や事業者の責任にしようと躍起になっている点。だったらやるなと。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) July 15, 2020
#GoToキャンペーン
平井文夫「観光業はゼロ、外国人が一人もいないから。コロナで亡くなる人と観光業で自殺する人とどっちが多いかって世界。だから政府はテコ入れする。でもTVを見てると皆反対。行かない人が余計な口出さないでくれって僕は言いたい」おぎ…観光業従事者と甲子園球児を一緒にするな pic.twitter.com/GSiZxLyCW7
— ちぢれ麺 (@RamenReiwa) July 15, 2020
GoToキャンペーンの問題は焼け石に水にしかならない所なのだよね。そもそもなんで旅行需要が冷え込んでいるかというと、コロナが広がりつつあるからで、それを放置したままどんなに金を注ぎ込んでも、二度とまともな消費者は戻って来ない。これはどの産業にも言える。検査徹底で拡散を止めるしかない。
— suna (@sunasaji) July 15, 2020
天下の愚策だった #アベノマスク 。虫入り、カビ付きの不衛生マスクに466億円。2ヶ月経っても大半が届かず。歴史に残るお笑い政治レガシー。
この短期間にさらに負のレガシーが誕生。終息後に予定していたGoToを感染者急増中に前倒しの狂気。今度はホラーだ。#GoToキャンペーンを中止してください
— 但馬問屋 (@wanpakuten) July 15, 2020
#GoToキャンペーン
代理店とかポータルサイト経由限定だとベストレートじゃない場合がほとんど。
☑ホテルや旅館、観光施設は薄利
☑ポータルサイト、特に代理店は中抜きし放題
☑税金はその分余計にかかる
都の感染者推移を見ても、さすがに時期と手法について再考が必要だと思うんです。 pic.twitter.com/GBOL3TgnYY— たいら@マニュアル屋さん (@TAIRAnoMANUAL) July 15, 2020
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