先日に大阪の吉村知事が宣伝したポビドンヨード配合のうがい薬ですが、ポビドンヨードの需要が急激に跳ね上がったことで医療向けのポビドンヨードの生産体制に悪影響が出ていることがわかりました。
メーカーのMeijiや日医工などはポビドンヨードの供給に関する緊急連絡を行い、その中で「予想を遥かに上回る需要が発生した」「現状では安定供給の懸念を払拭できない」と言及。
日医工株式会社は新規の受注制限や出荷制限を実施すると発表し、今後もしばらくは生産が安定する見通しが立っていないとしています。
吉村知事が「新型コロナウイルスの抑制が期待できる」としてポビドンヨードのうがい薬を宣伝してから、全国各地でうがい薬に注文が殺到しており、各地のドラッグストアで売り切れが続出していました。
当初は吉村知事を擁護していた高須クリニックの高須院長も慌てて、ポビドンヨードの不足を世論に訴えている状態で、吉村知事の発言が医療業界に大きな影響を与えています。
【医療関係者各位】出荷調整
『ポピドンヨードガーグル液(Meiji)』
『ポピドンヨードガーグル液・ポピドンヨード液10%(日医工)』
はっじまるよ〜! pic.twitter.com/z6slc9yVXR
— 回収お知らせシステム💊 (@mcollection9) August 5, 2020
ガーグルはどうにか医療用にせよ代替策があると思いますので後手でもいいかもしれませんが、術前消毒用のヨードは大丈夫なのでしょうか
こちらも切り替りつつあるようですが根強く常用利用されている医院もそれなりにあり、入手困難の長期化が危ぶまれるのであれば代替策への切替え呼びかけが必須では— 椋@かんがえごと用 (@mukuretroyasan) August 7, 2020
5日の朝から医療機関への出荷が止まっています。ジェネリック各社も入手できません。順番待ちになっている卸会社もありますが、だいたいは注文自体断られます。
— robasan (@robasan2010) August 6, 2020
想定内過ぎて。。。
O阪の彼に少し責任取って欲しいなああ
— 薬香有限会社 (@yakkou_com) August 7, 2020
イソジン吉村を当選させた大阪府民のせいです
あーあ— そーめい (@soo_mei) August 6, 2020
手術前の消毒には大量のイソジン(ポビドンヨード)を使うのですが、一回あたりの使用量ってかなり多いんです。初めて見た人がギョッとするレベルに大量です。お腹や胸に塗りたくります。
術野を高度に清潔な状態にし、感染を防止するためです。
さすがにこれが不足するなんて想像したくもないです。— 外科医けいゆう/山本健人(Takehito Yamamoto) (@keiyou30) August 5, 2020
イソジンパニックで、
薬局でできること。「話しをさせてください」
と向かいました。ポビドンヨードうがい液についての
正しい情報をお話ししました。「勘違いしていた、ありがとう」
と感謝されました😊
間違った認識で一人でも健康被害が起きないように施設へ走ります🏃♀️ pic.twitter.com/PKVehALyJf
— Hanako@薬局経営 (@Hanako98102952) August 6, 2020
【悲報】高須克弥医師、イソジンうがいはコロナの予防に有効と断言、信奉者が続々追従。
感冒の予防に関してイソジンうがいは水うがい以上の効果はない、との研究あり。また、うがい薬でのうがいのしすぎは粘膜を刺激し障害する危険性あり。基本は水うがいで十分かつ安全。 pic.twitter.com/G6hBSyul0V
— 香山リカ (@rkayama) August 6, 2020
いま医者仲間から急報。
僕らが手術に使うイソジンの消毒薬が全ての流通経路から失くなっている❗
買い占めて薄めてうがい薬に転用するつもりか。
イソジンは一番信頼できる一般的な消毒薬なんだ買い占めを止めて速やかに供給しないと全国の手術現場の崩壊が起きる。
すぐに買い占めを止めなさい。— 高須克弥 (@katsuyatakasu) August 6, 2020

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