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新型コロナなのに株価上昇、金融緩和で急増したマネーが株に流入!1万8000ドル台から2万7000ドルに!今後の見通しは?


*ダウ平均株価
今年3月に1万8000ドル台まで急落したアメリカのダウ平均株価が、2万8000ドル手前まで急回復しました。
僅か5ヶ月程度で1万ドルも急上昇するのは歴史的に見ても異例で、3月に新型コロナウイルス対策として決まった大規模な金融緩和の資金が株式市場に流入していることが大きな要因になっていると言われています。

実際に株価が上がっている企業を見てみると、アップルやAmazonのようなネットをメインにしたIT企業が目立っており、飲食業界や観光関連、航空機などは下落が続いていました。驚くべきことにこの数ヶ月で倍に株価が上昇したIT企業もあるほどで、新型コロナウイルスの時代でも活躍が期待されている企業と、新型コロナウイルスの影響を受ける企業で明暗がハッキリと分かれた形です。

これは日本においてもほぼ同じ傾向が見られ、在宅ワークが可能なIT企業とそれ以外で株価の変動率に大きな差が見られました。

株取引の口座を開設した人はコロナをキッカケに激増し、かつて無いほどに新規ユーザーが増えています。新たに株を始めた人の資金も合わさって、この記録的な上昇に繋がったと分析されるところです。

さらに今年はアメリカ大統領選挙がある年なので、アメリカ政府も全力で選挙が終わるまでは株価を維持する政策を打ち出してくると思われます。

今後も株価の上昇傾向はしばらく続く可能性が高いと予想され、目先はまだ底堅い相場となりそうです。

ただし、冬の新型コロナウイルス第二波やワクチン開発の難航、新型コロナウイルスの変異、実体経済の弱さなどが懸念材料としてあるため、何らかの拍子に再び大きな暴落が来ることも覚悟したほうが良いかもしれません。

 

 

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