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4~6月のGDP、年率換算で59.8%減!過去最悪のマイナス20.4%に!EU離脱はどうなる?イギリス 


イギリスのGDP(国内総生産)が大幅に落ち込んでいます。

イギリス当局が発表したGDP速報値によると、2020年4~6月期の国内総生産が前期比で20.4%減少になり、年率換算でマイナス59.8%の大幅な下落を記録。
企業投資は31.4%も縮小し、過去最悪の縮小となりました。

特に減少幅が酷かったのは個人消費のマイナス23.1%で、3月後半から始まったロックダウン(都市封鎖)が経済を直撃した形です。
例外として生活必需品を扱っていたスーパーのような生鮮食品販売店は良い数字でしたが、それ以外の分野は大半がマイナスとなっています。

そして、イギリスにおける最大の懸念材料はEU(ヨーロッパ)離脱で、移行期間が2020年12月31日に終了となりますが、新型コロナウイルスの影響もあって予定通りに出来るのか疑問の声が多いです。
離脱のために必要な移行期間は延期しない方向で決まっているため、何かトラブルがあった場合、深刻な影響が出る恐れがあると予想されています。

過去最悪のGDP減少に新型コロナウイルスの流行、EU離脱などの問題が同時に起きているわけで、このままだとイギリスは世界経済にとっての大きな地雷となりそうです。

 

英GDP、4~6月は最悪の20.4%減 欧州主要国で突出
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62559780S0A810C2FF8000/

【ロンドン=篠崎健太】英統計局が12日発表した2020年4~6月期の英実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、前期比で20.4%減だった。新型コロナウイルス禍で個人消費や生産活動が停滞し、過去最大の縮小を記録した。小売店などサービス業の再開出遅れが響き、欧州域内で悪化ぶりが突出した。

 

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