*モーリシャスAFP
インド洋の島国・モーリシャスで座礁状態となった日本の貨物船「WAKASHIO(わかしお)」が真っ二つに割れたことが分かりました。
貨物船は挫傷した直後から徐々に船体が割れていましたが、8月10日頃からひび割れの範囲が急速に拡大し、8月15日には船体が綺麗に引き裂かれた形になったと地元当局が発表。
また、船体が引き裂かれたことで中に残っていた数百トン程度の重油が追加で流出しており、地元住民らは再び重油の回収作業で対応していると報じられています。
地元住民は植物の葉っぱや髪の毛、吸収力のある製品を使ってお手製のオイルフェンスを作って、それを海に浮かべて重油の拡散を防ぐなどの作業を続けている最中です。フランスを中心とした国際支援部隊も数が足りず、現在進行系で作業は難航しています。
日本からは海上保安庁の職員6人が派遣されましたが、それから続報はほぼ無く、日本政府と諸外国の反応でかなり大きな差があるところです。
日本企業への損害賠償請求というような話も出ているわけで、今後もモーリシャス沖の重油問題で荒れることになるかもしれません。
モーリシャス観光局によると、モーリシャス島沖では洗浄と除染が行われ、仏、日、国連を中心とする約20人の国際専門家が現地チームを支援している。
今後数日で海が荒れると予想されるため、島の南東部に集中する流出物を食い止める最善の努力をしている。
ラグーンと海岸は、自然状態とのこと。 pic.twitter.com/Y9litm8xUG— デイリーチャンネル公式 (@365Dailychannel) August 16, 2020
モーリシャス沖で座礁した日本の貨物船から重油が流出した事故で、船体がほぼ真っ二つに割れてしまったことが明らかになりました。こちらは15日に撮影された貨物船「WAKASHIO」の映像です。船体の中央部分が割れて一部が海に沈み込んでしまっている様子が分かります。https://t.co/3mwEtVm8D6
— 保坂展人 (@hosakanobuto) August 16, 2020
モーリシャス沖で座礁して燃料流出事故を起こした「わかしお」が、遂に真っ二つに割れてしまったようですが、安倍首相は完全に「ダンマリ」です。日本船の事故で向こう十数年、生態系の危機に晒されるかもしれないと専門家が分析している事態です。何処が「外交の安倍」なのか問い詰めたい気持ちです。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) August 16, 2020
海外では大ニュースだが、日本政府の反応は弱い。
首相だんまり 日仏落差「モーリシャス史上最悪」の環境危機に#志葉玲
事故を起こしたのは日本企業の所有・運行する船だが、政府の動きは鈍い。現時点では首相は未だ公の発言はしていない。外務省も情報収集はこれから。 https://t.co/AWP4z1etiS
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) August 16, 2020
「大臣になっても躊躇なかった」って小泉進次郎さん、ドヤ顔で靖国参拝をしてる場合じゃないでしょ、あんた環境大臣でしょうが。あんたが行くべきはモーリシャスだよ。日本の船が燃料を流出させてるんだ、今こそ環境大臣の出番で、陣頭指揮を執る時だと思うがね。その前にせめてコメントを発表しなよ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) August 16, 2020
あれだけ韓国の私設植物園のしたことを国家間問題にしたがってた政府が「モーリシャスの事故は私企業のやったことだから」はないと思う。
— SIVA (@sivaprod) August 16, 2020
たぶん、モーリシャスじゃなくてハワイやグアムの海だったらお詫びの会見もするし大慌てで対策してんじゃないの。今の日本という国は、ここでも相手を見て態度を変えてそう。最低な奴になってそう。
— とみ (@meow164) August 16, 2020
モーリシャスが賠償を求めるらしい。生活の保障や自然環境回復は当然だが、お金だけの問題ではなく、日本政府がお金以外の誠意を見せることはもっと大事だ。現政権閣僚らは人間性が欠落しているから、日本に計り知れない損失をもたらすだろう。
— Minerva owl (@minervaowl_fly) August 16, 2020
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