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政府が海自隊員を2000人以上増員、イージス艦を増やす案が浮上 イージス・アショアの配備断念で代替案


*海上自衛隊
政府が海上自衛隊の自衛官を増員する方向で動いていることが分かりました。

これは毎日新聞が8月18日付で報道した情報で、陸上型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備断念を受け、日本政府で代替案としてイージス艦の増強が浮上。
イージス艦の人員確保も視野に入れて、海上自衛隊の自衛官を2000人以上増員するとしています。
同時に採用の仕組みを見直して、2021年度予算案を利用する形で人件費を増額する見通しです。

日本が保有している領海及び排他的経済水域の面積は世界6位で、その広さと比べて海上自衛隊の規模が小さすぎると前々から指摘を受けていました。少子高齢化の影響で自衛隊の人手不足も深刻化していることもあって、やっと政府が海上自衛隊の増員に本腰を入れたと見られています。

自衛隊員の増強は雇用対策の側面もあるため、新型コロナウイルスの影響で失業者が増えることを考えると、今から自衛官を増やす方向で調整するのは経済政策としてもメリットが大きいです。

 

政府、海自隊員2000人以上増員へ ミサイル防衛など要員確保
https://mainichi.jp/articles/20200818/k00/00m/010/228000c

政府は弾道ミサイル防衛などに当たる人員を確保するため、海上自衛隊の自衛官を2000人以上増員する方針を固めた。陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備断念を受け、海自の体制強化が必要と判断した。現在の採用の仕組みを見直し、早ければ2021年度当初予算案で人件費を増額させ、現在約4万3000人の海上自衛官を数年かけて約4万5000人以上に増やす。

 

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