*WiLL増刊号
右派系のメディアとして知られているWiLL増刊号がネット番組を通して、謎の主張を展開していると注目を集めています。
WiLLのネット番組に出演した白川司(しらかわつかさ)氏は新型コロナウイルスのPCR検査の拡大に否定的な論説を繰り返した上で、「児玉龍彦教授が関わっているJSRと東京大学で化学発光ビーズを開発、そのビーズを使って中国企業のYHLOが測定器を開発したんです!もし中国企業の測定器を使うとなると、遺伝子検査に中国が関わるということになるんですよね」とコメント。
国会でPCR検査の拡大を訴えた児玉教授についても、「児玉先生の主張なんかはそうだと思うんですけど、中国企業の測定器を使ってPCR検査をやりたいということなんでしょうね」などと持論を語っていました。
他にもWiLLは「【コロナの女王】岡田晴恵の正体」というようなタイトルで配信を行い、PCR検査の拡大を訴えている言論人や知識人たちへの攻撃や批判をしています。
数ヶ月ほど前から保守系のメディアやまとめブログを中心にPCR検査の拡大を批判する論調が強まっていましたが、ここまで来ると悪質な陰謀論の領域に入っていると言えるでしょう。
ちなみに、日本企業もPCR検査機器を世界各地に輸出していますが、彼らの論説が正しいとすれば、日本企業は世界中の人々の遺伝情報を収集しているということになります。
*それ以前に日本人のゲノム情報は各地でデータベース化されて利用可能状態となっている物も多い
【中国が収集したい日本人の遺伝子情報】白川司「東大・児玉龍彦教授がPCR検査拡大を推奨していてこの検査に中国の企業が関わるということだから日本人の遺伝子が中国に漏れるという可能性がある。児玉先生の提案で保坂世田谷区長とペアで検査拡大推進」
完全に怪しいというレベルを超え確信犯かと?! pic.twitter.com/tjYWdWQHCQ
— たかりん。7 新垢🎌 (@takarin___7) August 25, 2020
反PCR、めっちゃ陰謀論じみてきてんのなhttps://t.co/zJp1SbohYt
— ジャポニスタン (@japonistan) August 26, 2020
ほほう、では世界中で使われて評判の検査機械は日本製だから日本は世界中の遺伝子情報を集めようとしてるんだな。 https://t.co/OMbTS6d2Ap
— ryot (@ryot1204) August 26, 2020
そんな迂遠なことせんでも、十年も前から日本からはBGIなんぞにゲノムシークエンスはジャンジャン出してるし、ゲノム情報自体があちこちでデータベースになってるし、商業的に利用可能な健常者DNAだってあるんだよなあ。今さら鼻腔拭い液みたいな不安定なサンプルでゲノム情報集めてどうすんの。 https://t.co/keZypXBVAd
— 瀬川深 Segawa Shin (@segawashin) August 27, 2020
自己像の現状がとにかく無価値である事実から病的に逃走しようとするとこうなるのか、、、狂ってる
こういう人はとりあえず心満たされるまで美味しいもの食べに行くか赤ちゃんと遊ぶとかした方がいい https://t.co/Co1MUwDgDO— 蔡忠浩 (@bonobos_sai) August 27, 2020
武漢ウイルスとか言ってた奴らが中国陰謀論をPCR検査の議論に持ち込まないわけがないのであった https://t.co/3actxDwlyz
— ツイ栗鼠しらず (@desPAiR0906) August 27, 2020
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