*ロイター
インド洋の島国・モーリシャスで発生した座礁事故で、船を派遣していた商船三井が大規模な支援策を発表しました。
商船三井によると、モーリシャス自然環境回復基金(仮称)を設立し、基金経由でマングローブ保護・育成プロジェクトやサンゴ礁回復プロジェクト、現地NGOおよびモーリシャス政府・国際公的機関への支援を実施する方向で調整しているとのことです。
記者会見で三井商船の池田社長は「モーリシャスの皆さんに喜んで頂ける支援策・貢献策を全力を挙げてやっていきたい」と述べ、この支援策を中心にモーリシャスの復興を目指して出来る限りの援助を行うとしていました。
モーリシャスの座礁事故では希少なサンゴ礁やマングローブが大きな被害を受け、元の状態に戻るには数十年の歳月が必要だと試算されています。
中には絶滅危惧種が生息している場所もあり、依然として現地は厳しい状況が続いているところです。
WAKASHIO号事故に関するモーリシャスの環境回復・地域貢献に向けた当社の取り組みについて
https://www.mol.co.jp/pr/2020/20057.html
当社は、これまでにグループ社員の現地派遣(本日現在13名)と共に、流出油の回収除去作業に有用な資材他の支援物資の提供及び輸送を行っています。今後それらに加え、自然環境の回復と保護について知見を持つ専門家や団体の助言と協力を仰ぎ、日本政府とも連携を取りながら、長期的にモーリシャスの自然環境及び地域社会への貢献に取り組みます。今般、具体的に以下の実施方針を決定したのでお知らせします。
インド洋のモーリシャス沖で発生した日本の貨物船の重油流出事故で、船を手配した商船三井は11日、総額10億円規模の支援策を発表した。汚染されたサンゴ礁を回復するための基金設立が柱。損害賠償の法的責任はないが、環境汚染に対し、手配者としての責任を果たす狙い。
モーリシャス野生生物基金さんが、(皆さんにご協力いただいた)先日のスタンプ募金に対して、facebookで感謝を表明してくださっています。重油事故がモーリシャスの生態系に及ぼす影響は長期的になりそうですが、引き続き動物や自然環境の保護を支援していければいいですね。https://t.co/BYLoHxlHU1
— ぬまがさワタリ@『ふしぎな昆虫大研究』 (@numagasa) September 10, 2020
日本の油吸着剤の会社に、少額だけど寄付してみた〜
モーリシャスの海がキレイになるといいなhttps://t.co/1UGQXfqLWF— うりゅ (@songs_cakes) September 10, 2020
商船三井が重油流出事故に対して10億円の支援。
商船三井としては雇った先での事故ではあり、法的責任はないものの、道義的責任と信用問題を重視したのだろう。
ただ一民間企業から出るこの10億円は支援として十分なものなのだろうか。
— K大学生 (@K53954317) September 11, 2020
茂木大臣とモーリシャス首相と電話会談
①日本の迅速な国際緊急援助隊の派遣や資機材の供与に謝意
②コロナ対策の日本の支援に謝意「引き続き日本の協力を得たい」
「事故について日本の責任と考えていない」
「支援の申し出等様々な協力に感謝している」誠意を尽くそう https://t.co/byQaekLWLd
— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) September 7, 2020
重油被害のサンゴ回復に10億円 モーリシャス沖事故で商船三井(共同通信)#Yahooニュースhttps://t.co/PftAPr07O7
被害をうけたモーリシャスには何の責任もない。多くの国や企業が支援して欲しい!
— あっぱれ~! (@kikukikcupu) September 11, 2020
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