米山隆一元新潟県知事がネット活動家の黒瀬深氏に行った発信者情報開示の仮処分決定を公開しました。
これは黒瀬氏から誹謗中傷を受けたとする米山元知事がツイッター社に行った発信者情報開示請求で、東京地方裁判所を通して正式に決定が下ったものです。
米山元知事が仮処分命令を伝えたところ、ネット上で黒瀬氏が「米山元知事の行為を嫌がらせだ」と反発し、「念のため過去1ヶ月のメールフォルダを全て見てもそんな通知はありません。完全に嫌がらせだとしか」とコメント。
このような黒瀬氏の発言を真に受けて、米山元知事を批判する声が出ていたことから、それに対する反論として米山元知事が仮処分命令を公開した流れです。
黒瀬氏はネット右翼のトップとも言われているほど影響力がある人物で、過去にも何度かツイッターを騒がせるようなツイートを投稿していました。
米山元知事が対象としたツイートは不明ですが、奥さんへの誹謗中傷がキッカケだったとも言われ、今もツイッターを通して双方の主張合戦が続いているところです。
事実関係を明確にする為、発信者情報開示の仮処分決定を公開いたします。私は債権者代理人弁護士として、ツイッターインクに対し仮処分を申し立て、日本最大事務所の一つが債務者代理人を受任して双方審尋の上こちらの主張が認められました。これを「不当」などと言う人は法治主義を否定する人です。 pic.twitter.com/7LJ4vdK9Wk
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) September 29, 2020
ともかく現状を整理すると、米山氏は「なぜ訴訟するのか」を一切言及してません。米山氏は「黒瀬にTwitter社から照会が行ってるはずだ!」と言ってますが、念のため過去1ヶ月のメールフォルダを全て見てもそんな通知はありません。完全に嫌がらせだとしか。#米山隆一氏のスラップ訴訟に抗議します
— 黒瀬 深 (@Shin_Kurose) September 28, 2020
皆さんありがとうございます。米山氏によると、なぜ訴えるのかは「訴状が届いてから確認しろ」との事です。それなら最初から黙って訴状だけ送ってくれば良いものを、あれだけ騒いでおいて「理由は言わない」のだから、いちいち筋の通らない人間ですね。 #米山隆一氏のスラップ訴訟に抗議します
— 黒瀬 深 (@Shin_Kurose) September 28, 2020
そんなわけでとりあえずこの件に関しては一旦「待ち」の状態に入りたいと思います。もしなにか続報があればまたお知らせします。皆さんツイートによる励ましの声、ありがとうございました。#米山隆一氏のスラップ訴訟に抗議します
— 黒瀬 深 (@Shin_Kurose) September 28, 2020
また、この様な法的請求がなされた時、ツイッター社は対象アカウントにその旨を通知します(通知されないのは極めて悪質な時です)。黒瀬深アカウントの「中の人」は「通知はない」と言い張っていますが、それはツイッター社の運用上有り得えませんし、仮に本当なら余程悪質とされた事になります。 https://t.co/YWwkQ65OHX pic.twitter.com/WiwGPwVa6W
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) September 29, 2020
要するに黒瀬深アカウントは、明白な事実すら平然と否定し、自分に都合のいい理屈を言い、通常出来ない罵倒をする事でその理屈を正当に見せているだけで、何の筋も通っていません。その様な主張をする事自体は勝手ですが、それによって他人の権利を侵害したらその責任はとる必要があるというだけです。 https://t.co/7PH9v9bbaq
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) September 29, 2020
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https://johosokuhou.com/2020/09/28/37541/
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