*官邸
菅義偉首相が日本学術会議の任命拒否問題で、新たなコメントを出しました。
時事通信社によると、官邸のインタビューで菅首相は「広い視野に立ってバランスの取れた行動を行い、国の予算を投じる機関として国民に理解される存在であるべきことを念頭に判断した」と述べ、自らの意思で判断したと発言。
105人の推薦リストは99人までしか見てないとして、安倍晋三前首相からの引き継ぎも否定していました。
菅首相の発言をまとめると、国の予算を投じる機関として、国民からの理解が得られ難いと判断し、自らの意思で推薦人を拒否したということになります。
推薦リストを見ずにどうやって個別の拒否を行ったのか謎が残るコメントですが、コメントを出した点では一歩前進したと見ることが出来そうです。
菅義偉首相は9日、首相官邸で時事通信などのインタビューに応じた。日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題で、会議側が作成した105人の推薦リストは「見ていない」と表明。「広い視野に立ってバランスの取れた行動を行い、国の予算を投じる機関として国民に理解される存在であるべきことを念頭に判断した」と説明した。
菅義偉首相は、日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題に関し、105人の推薦リストは「見ていない」と述べ、「広い視野に立ってバランスの取れた行動を行い、国の予算を投じる機関として国民に理解される存在であるべきことを念頭に判断した」と説明しました。https://t.co/4NMr5tMJWw
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) October 9, 2020
首相は任命に当たり安倍晋三前首相からの引き継ぎも否定した上で、自らが「一連の流れの中で判断した」と語りました。https://t.co/4NMr5tMJWw
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) October 9, 2020
いいね!しよう