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福島第一原発の汚染水、政府が海洋放出を決定へ!漁業協同組合連合会は反対 地元住民からも懸念


*東電
福島第一原発の敷地に保管されている汚染水について、政府が海洋放出する方向で調整していることが分かりました。

これは複数のメディアが報道しており、毎日新聞の記事には「月内にも廃炉・汚染水対策の関係閣僚会議を開いて決定する」と掲載。
汚染水の放出に伴う風評被害や環境汚染問題は後から継続議論するとして、早ければ年内にも正式決定となる見通しです。

海洋放出されるのは多核種除去設備(ALPS、アルプス)を通した後の汚染水で、東電や政府側は「処理水なので放射性物質は少ない」と宣伝していますが、多核種除去設備で実際に除去が出来たのは極一部だけだと発表されています。
特にセシウム以外の放射性物質は高い濃度で残っている傾向が見られ、「処理水」と呼べるほど安全な水ではありません。

全国漁業協同組合連合会からは海洋放出に懸念や反対の声が相次ぎ、10月15日に岸宏会長が反対の意向を政府に通達。梶山経済産業大臣と面会し、漁業の将来に壊滅的な影響を与える恐れがあるとして、強く反対すると伝えていました。

ただ、菅政権は方針を変える気配が無く、現在の情勢だとこのまま強行されることになりそうです。

 

汚染処理水の海洋放出決定へ 政府方針、月内にも 福島第1原発
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb062296cc4c77725f774e195ab7f28488008b5e

東京電力福島第1原発のタンクにたまり続けている汚染処理水について、政府は、放射性物質の濃度を下げた後に海に流して処分する方針を固めた。政府関係者への取材で判明した。月内にも、廃炉・汚染水対策の関係閣僚会議を開いて決定する。風評被害への対策については、今後も継続して議論し詰めていく。

放射性物質含む水 全漁連会長 経産相に海への放出反対伝える
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201015/k10012664631000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003

東京電力福島第一原子力発電所のトリチウムなどの放射性物質を含む水の処分方法をめぐり、全国漁業協同組合連合会の岸宏会長が15日、梶山経済産業大臣と面会し、「風評被害で漁業の将来に壊滅的な影響を与えかねない」として海への放出に強く反対する考えを伝えました。

 

 

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