社民党が分裂することになりました。
10月22日に社民党は常任幹事会を行い、その中で立憲民主党に合流するための離党を容認するための議案を来月14日に決定すると発表。
当初の予定では立憲民主党と国民民主党の合流に合わせて、社民党も解党する方針でしたが、福島瑞穂党首らの反発もあって調整作業が難航していました。社民党に所属している現職の国会議員は4人ですが、その内の吉田忠智幹事長ら3人は合流する方向で調整しており、正式に社民党が分裂する方向でまとまった流れです。
選挙の仕組みから社民党が残ったとしても勝てる見通しはほぼ無く、野党共闘の観点からも党を合流して一体化を求める声が野党全体で高まっていました。
福島瑞穂代表は党名に固執して現職議員らを失ったと言え、現在の選挙制度においてその対応が正しいのか強い疑問があると言えます。
社民、分裂へ 立憲合流で離党容認
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020102201055&g=pol
社民党が、同党残留組と立憲民主党に合流する勢力に分裂する見通しとなった。22日の常任幹事会で、立憲に合流するための離党を容認する議案を11月14日に東京都内で開く臨時党大会に諮ることを多数決で決めた。
社民党は11月14日に開催する臨時党大会議案を決定。
議案は「立憲民主党・枝野代表からの『よびかけ』への対応」。骨子は「社民党を残し、社民主義の実現に取り組む」という選択と同時に「『よびかけ』に応え、立憲民主党へ合流し、社民主義の継承・発展をめざす」という選択のいずれも理解し合うです pic.twitter.com/xgRZ4CWQls— 社民党OfficialTweet (@SDPJapan) October 22, 2020
「社民党を残すべきだ」という福島党首も地方組織も、臨時党大会が開かれるのであれば、提案されるべきは合流の是非を問う議案だという考えです。そして採決結果には社民党組織全員が従うというのが筋。
移籍したいという自らの欲求さえ満たせれば、党の分裂さえ構わないという態度に強く抗議します。 https://t.co/vyfX7n6qEC
— 社会民主党(社民党)新潟県連合 #お困りごとは社民党へ (@NiigataSdp) October 22, 2020
社民党分裂か。何度か書いたけど、オタクのロビイング活動に最初に協力してくれた議員さんには社民党の人が何人かいた。2000年代前半の社民党は、公権力による表現規制には反対で一貫しており、社民党の議員さん達がいなければオタクの政治活動は頓挫していた可能性が高い。
https://t.co/sFIQSTTrWI— 山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン (@otakulawyer) October 22, 2020
私も参加。最後に一言話させて貰った。現場で闘って来た労働組合員として、現在 #社民党 に所属する者として、社民党も労働組合も、組織化されていない8割以上の労働者に向き合って来れたのか、そこを問い直すタイミングが今なのではないかと話しました。 https://t.co/i9b5Nk15Tq
— 大椿ゆうこ🎗労働者の使い捨てを許さない (@ohtsubakiyuko) October 22, 2020
社民党は立民と合流し護憲、反原発を貫徹させる党にしていく方が存在価値がある。こう言ったら傷つけるかもしれないが、社民党員は老人ばかりで「一生護憲を貫いた」という自己満足に固執しているだけのように見える。 https://t.co/7xvDBhfRI2
— hana (@nekonowanko) October 23, 2020
そうなのですよ。
社民党と御一緒できるかどうかが、西日本においては特に、民主主義を取り戻せるかどうかの重要なポイントだと、私も思います。 https://t.co/Y3AeZhXG8B— 川内 博史 (@kawauchihiroshi) October 21, 2020
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