*内閣府
内閣府が2020年7月から9月のGDP(国内総生産)の速報値を発表しました。
7月~9月期のGDPは年率で21.4%(5.8%)のプラスとなり、前期のマイナス28.8%から大幅に回復したとのことです。
前期からの反動で大幅に増えた形ですが、依然としてマイナス分を帳消しにするほどの増加幅ではなく、民間住宅がマイナス7.9%、民間企業設備(実質)もマイナス3.4%で、完全回復からは遠い数字になっています。
内閣府 GDP速報値
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2020/qe203/pdf/gaiyou2031.pdf
【速報】7-9月のGDP=国内総生産は大幅改善 年率換算で実質プラス21.4%https://t.co/thR32iDcU8
— テレ朝news (@tv_asahi_news) November 15, 2020
【NHKニュース速報 08:51】
7ー9月期GDP 年率+21.4%
前期の反動で最大の伸び率も回復途上— 特務機関NERV (@UN_NERV) November 15, 2020
「大幅プラス」の見出しに騙されてはいけない。
対前年同期比では、実質で∇5.8%、名目で∇4.8%。まだまだ厳しい状況が続いている。第三次補正予算では、最低30兆円の真水で #粗利補償 を含む十分な企業と雇用の救済をしなければ、倒産・廃業と失業が激増するだろう。https://t.co/SaVy70zwUN— あんどう裕(ひろし)衆議院議員(自民党 京都6区 ) (@andouhiroshi) November 16, 2020
日本経済が12月、「財政の崖」を転げ落ちる「最悪のシナリオ」が浮上したhttps://t.co/KfHcKhd4e3
GDPは「1年前水準との乖離は35兆円程度」あり、潜在GDPとの差、つまりGDPギャップも45兆円程度である
経済学から見れば、このGDPギャップを放置していると、その後失業増になることは確実だ。 pic.twitter.com/g3nxVhdJBf— メビウスの十字架 (@b3Kzgme0uNzZM0L) November 16, 2020
7〜9月期のGDP、年率換算で21.4%増だが、前の3ヶ月が28.8%減だった反動にすぎない。GDPの6割を占める個人消費は4.7%増だが、これはGoToキャンペーンなどの効果である。しかし、その分感染が拡大してしまった。輸出は7%増だが、企業の設備投資は3.4%減、住宅投資も7.9%減、経済は深刻なままだ。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) November 16, 2020
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