*大飯原発
12月4日に大阪地方裁判所は福井県の大飯原子力発電所の3号機と4号機について、地震への耐震性が不足しているとして、国の設置許可を取り消すとの判決を下しました。
NHKの記事によると、大阪地裁は原発を管理している関西電力が耐震基準としている数値が過去に起きた地震の平均値だと指摘し、平均値を超えるような地震が発生した場合に耐えられる補償がないと触れ、原発の設置許可を取り消したとのことです。
裁判所が原発の設置許可を取り消す司法判断を下したのは初で、関係者からも驚きの声が相次いでいます。
国側は高裁に控訴することになると見られていますが、司法からここまで踏み込んだ判決が出たのはインパクトが大きいと言え、政府の原発計画にも大なり小なり影響を与えそうです。
福井県にある大飯原子力発電所の3号機と4号機について、大地震への耐震性が不十分だと原発に反対する市民グループが訴えていた裁判で、大阪地方裁判所は、原発の設置を許可した国の決定を取り消す判決を言い渡しました。
福島第一原発事故を教訓にした新たな規制基準が設けられてから、原発の設置許可を取り消す司法判断は初めてです。
大飯原発訴訟、原告勝利する!
判決骨子は以下の通り。 #大飯原発裁判 pic.twitter.com/hJ6bwyHh8b— ミニオン (@TPKD8OQHAWBfeK7) December 4, 2020
【速報】#関西電力 #大飯原発 3、4号機について、#大阪地裁 が国の #設置許可 を取り消す判決。
— TBS NEWS (@tbs_news) December 4, 2020
福井県や近畿地方の住民ら127人が、同県おおい町の関西電力大飯原発3、4号機の設置許可を取り消すよう国に求めた行政訴訟の判決で、大阪地裁は4日、住民側の請求を認めて許可を取り消しました。https://t.co/9Skuj7Lu46
— 毎日新聞 (@mainichi) December 4, 2020
大阪地裁が、大飯原発の設置許可取消訴訟で住民側が勝訴し、原発設置許可取消の判決!https://t.co/BdJc7gvpLZ
基準地震動の設定に不合理があるという判断にもとづいて設置許可を取り消した画期的な判決だ。
民事差止では、原告勝訴例は多数あるが、行政訴訟では、3.11後初の住民勝訴となる。— 海渡雄一 (@kidkaido) December 4, 2020
素晴らしい!
モヤモヤを吹き飛ばす朗報!
関電には、大打撃だろう。
これで、大飯3・4号は定期検査が終わったとしても、当面は稼働できないだろう。大阪地裁、大飯原発の設置許可取り消し | 2020/12/4 – 共同通信 https://t.co/QRQ8heHL54
— 春橋哲史(福島第一原発事故は継続中) (@haruhasiSF) December 4, 2020
速報
●大飯原発3、4号機
国の設置許可、取り消し判決、と
大阪地裁 pic.twitter.com/kOIgiAv7kN— so sora (@sosorasora3) December 4, 2020
一度事故を起こせば長期・広範囲に災禍をもたらし続ける原発。人類は絶対に事故を起こさない原発をつくる技術を持たない。東電福島第一原発事故を経験し、地震・津波列島でもある日本で、原発とは共存できない。
福井県の大飯原発3・4号機 国の設置許可取り消す判決 大阪地裁https://t.co/OScCHOrAiA
— 山下芳生 (@jcpyamashita) December 4, 2020
原子炉設置(変更)許可を取り消す判決。聞いたことない。すごい!
ニュース:大飯原発設置許可取り消し 大阪地裁、福井県の住民ら勝訴(共同通信) https://t.co/fzzLsphXN4
— 蓮池透 (@1955Toru) December 4, 2020
一人一人は非力でもみんなで力を合わせれば勝利できる。大阪都計画もそうだった。この調子で現政府も引きずり下ろしたいところだ。
大飯原発の設置許可取り消し 住民ら原告側勝訴 大阪地裁判決 #SmartNews https://t.co/Ykxmnri2zC— 吉田英樹 (@soul_hidekichi) December 4, 2020
大阪地裁、大飯原発3,4号機の設置許可取消しを命じる判決!新規制基準の下での規制委員会の判断を違法とするもので、福島事故後初めて。
基準地震動の設定は耐震性審査の出発点。これが否定されるのは根本的な批判。関電と規制委員会は真摯に受け止め、再稼働は断念すべきだ。https://t.co/iEdNRRqIpB— 山添 拓 (@pioneertaku84) December 4, 2020
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