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【正論】岩田健太郎医師「GoToは旧日本軍のインパール作戦と同じです」「忘年会、新年会、初詣、帰省は止めといたほうが良い」


*岩田健太郎医師
神戸大学大学院教授の岩田健太郎医師が日本のコロナ対策に警鐘を鳴らしました。

岩田医師は週刊朝日のインタビュー記事で「国はGo Toの一時停止についても自治体に判断を任せるなど無責任です。そもそも撤退プランもなくキャンペーンを始めたことが異常です。多くの旅行業者が対応に追われていると聞き呆れました」と述べ、GoToトラベルの対応は旧日本軍のインパール作戦と同じレベルの酷さだと言及。

欧米諸国やコロナ対応に成功した国と比べて日本は全くリーダーシップが取れていないとして、「経済優先か感染対策かというのはナンセンスな議論で、対立関係として考えること自体が間違い」「感染対策こそが最強の経済対策なんです」などとコメントを続けていました。

また、自身のツイッターでも「感染が収まらない現在、忘年会、新年会、大勢の集まる初詣、帰省は止めといたほうが良い。来年がある。別にこれで終わりじゃない。ここで無理して大事な人に感染させたり、感染されたりしてがっかりするなんて短見だよ」というような発言をしており、年末年始の活動は控えることが長期的には良い方向に影響すると繰り返しています。

 

岩田健太郎医師「GoToは異常。旧日本軍のインパール作戦なみ」
https://dot.asahi.com/wa/2020120300010.html?page=1

本格的な冬が到来し、日本列島がコロナ「第3波」に見舞われている。急増する重症者に医療は逼迫。だが、政治家たちのメッセージは「経済が大事」「感染対策が大事」と、ブレブレで、国民は戸惑うばかり。日本はどのような道を歩むべきなのか。神戸大学大学院教授の岩田健太郎医師に聞いた。

*  *  *
菅首相は感染対策を最優先しながら経済を回していかなければならないと主張しています。どちらも当然大事ですが、アクセルを踏みながらブレーキを踏めと言っているのと同じで、受け手は混乱してしまいます。

その結果、みんな自分の都合で考えることになり、「コロナは風邪」と考えるような人はGo Toを活用し、そうでない人は入念に対策をする。感染対策は、みんなが集団的に同じ行動をしないと効果が出にくい。Go Toも感染を恐れる人が多ければ効果は十分に出ません。中途半端な状態を、日本はこの1年近くずっと続けてきました。

 

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