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「ワクチンで新型コロナウイルスはゼロになるわけではない」 WHOが世界に警鐘!


*WHO
世界各地でワクチンの開発や予防接種に向けた準備が進んでいますが、ワクチン楽観論にWHO(世界保健機関)が警鐘を鳴らしました。
12月4日にWHOのマイケル・ライアン氏は記者会見で、「ワクチンでCOVIDがゼロになるわけではない」とコメントし、ワクチンの予防接種が世界で始まっても新型コロナウイルスが無くなるわけではないと強調。
ワクチンは非常に強力で大きな手段だとしていますが、同時にワクチンがあっても新型コロナウイルスの流行が止まるわけではなく、感染症対策を世界が続けるべきだと呼び掛けています。

前々からワクチンや治療薬を過信するのは危険だとしてWHOは警告を出していましたが、改めて世界にワクチンを信用しすぎないように注意を促した形です。

日本においても「ワクチンの予防接種が進めば大丈夫」と考えている人たちが多く、日本政府はワクチンの予防接種開始を根拠として、2021年に東京オリンピックを予定通りに開催しようとしています。
このような動きを含めてWHOが懸念を示したのだと思われ、WHOの発言内容は至極真っ当な内容であると言えるでしょう。

 

ワクチンだけではコロナ消滅せず WHOが警告
https://www.afpbb.com/articles/-/3319731

【12月5日 AFP】世界保健機関(WHO)は4日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種が始まっても、それだけでウイルスがなくなるわけではないと警告した。
WHOで緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン(Michael Ryan)氏はオンライン記者会見で「ワクチンでCOVIDがゼロになるわけではない」と指摘。「ワクチンとその接種により、われわれが持ち合わせる手段一式に、非常に大きく強力な手段が加わる。だがそれだけでは十分ではない」と警鐘を鳴らした。

 

 

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