新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

神戸大が大規模な新型コロナウイルス調査、血液検査で抗体は0.15%!通常検査の2倍に相当 「殆どの人達は感染リスクがある」


*新型コロナウイルス
神戸大学の研究グループが新型コロナウイルスに関する大規模な血液調査の結果を公表しました。
公表したのは神戸大学医学研究科付属感染症センターの研究グループで、今年8月から10月に兵庫県の病院を受診した患者などおよそ1万人分の血液を調査したとしています。

調査結果では新型コロナウイルスの抗体が検出されたのは全体の0.15%となっており、人口比率で陽性反応が確定している人数の約2倍に匹敵。
少なくとも無症状状態で感染している方が公開されている値の倍は居るとして、研究グループは「感染に気がついていない感染者が居る可能性がある」と呼び掛けていました。

また、抗体保有率が低いことで新型コロナウイルスへの免疫を持っている人が少ないことも示され、大勢の人たちが新型コロナウイルスの感染に対して、身体が無防備な状態であることが証明されたと言えるでしょう。

検査時期が2ヶ月ほど前となっていることから、今だともう少し高い数字になりそうですが、それでも1%以下の水準が続いていると思われます。

 

兵庫県における新型コロナウイルス大規模血清疫学調査
https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/collaborations/2020_12_17_02.html


2020年8月6日から10月1日において、兵庫県内の5病院(神戸大学医学部附属病院、兵庫県立尼崎総合医療センター、兵庫県立西宮病院、兵庫県立こども病院、匿名病院)および1施設(兵庫県健康財団)から提供頂いた計10,377人の血清に含まれる新型コロナウイルスに対する抗体量を測定しました。まず電気化学発光免疫測定法※3(Roche社)によって、新型コロナウイルスNタンパク質に対する抗体の有無を解析したところ、0.26%が陽性でした。次に、化学発光酵素免疫測定法※4(Sysmex社)によって新型コロナウイルスNおよびSタンパク質に対する抗体の有無を解析したところ、0.49% が陽性となりました。また、施設ごとの保有率には変化はありませんでした(表1)

コロナ「中和抗体」 約1万人の血液調べ 0.15%から検出 神戸大
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201217/k10012770161000.html

神戸大学の研究グループが、ことし8月から10月にかけて兵庫県内の病院などで採取した、およそ1万人の血液を調べたところ、新型コロナウイルスに感染したあとにできる抗体が検出されたのは、0.15%だったと発表しました。研究グループは「多くの人は今後も感染のリスクがあり、感染防止の対策を徹底すべきだ」としています。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!