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新型コロナウイルスの死亡率、インフルエンザの3倍高いとの研究結果 集中治療の期間もインフルの平均2倍 


*新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの死亡率がインフルエンザの3倍に匹敵するとの研究結果が発表されました。
これはフランス国立保健医学研究所(INSERM)の研究者らがまとめた報告で、フランスを中心に感染者13万人以上のデータを分析したところ、季節性のインフルエンザの患者と比べて3倍も高い数字が出たとのことです。

また、集中治療の期間もインフルエンザと比べて平均2倍ほどの期間が必要だと発表されており、アメリカのCNNは「子どもに関しては18歳以下の入院率はインフルエンザに比べ低いことが判明。ただ、新型コロナ感染で入院した5歳以下の集中治療室(ICU)への入院率はインフルエンザ患者よりはるかに高かった」とも報じていました。

春の段階で年代によってはインフルエンザの10倍に匹敵するとも言われていましたが、10万人を超える大規模な調査で、平均3倍程度の死亡率が判明したのはかなり大きいと言えるでしょう。
集中治療の長さが2倍程度あることも考慮すると、インフルエンザよりも遥かに医療機関への負担が大きな病気だと言え、単純計算で常にインフルエンザの半分以下に抑え込まないと医療崩壊が起きてしまうことになりそうです。

 

新型コロナウイルスの死亡率、インフルエンザの3倍 仏研究
https://www.cnn.co.jp/world/35164132.html

(CNN) 医学誌「ランセット」は20日までに、入院した新型コロナウイルスの感染者の死亡率は同じく入院した季節性のインフルエンザの患者より3倍高いとの新たな研究結果を掲載した。

呼吸器系の機能障害が発生する比率も新型コロナ患者が高かったともした。新型コロナあるいはインフルエンザに感染し病院に収容されたフランス人13万人以上を対象にデータを収集。新型コロナ患者のデータは2018~19年のインフルエンザ流行の季節を通じて得たデータと比べたという。

Corona-Sterberate in Frankreich deutlich höher als bei Grippe
https://www.berliner-zeitung.de/gesundheit-oekologie/corona-sterberate-in-frankreich-deutlich-hoeher-als-bei-grippe-li.126962?utm_term=Autofeed&utm_medium=Social&utm_source=Twitter#Echobox=1608309170

フランスの研究によると、入院中のコロナ患者の死亡率は患者の約3倍になる可能性があります。春にクリニックに入院したコロナに感染した人の場合は約16.9%でしたが、2018/2019年の冬にクリニックで治療を受けたインフルエンザ患者の場合は約5.8%にすぎませんでした。しかし、コロナがもう少し良く扱われるようになったということを否定することはできません。

La Covid-19 entraine 3 fois plus de décès à l’hôpital que la grippe saisonnière
https://presse.inserm.fr/en/la-covid-19-entraine-3-fois-plus-de-deces-que-la-grippe-saisonniere/41795/

Coronavirus SARS-CoV-2 accrochés au niveau des cils de cellule épithéliale respiratoire humaine. © Manuel Rosa-Calatrava, INSERM ; Olivier Terrier, CNRS ; Andrés Pizzorno, Signia Therapeutics ; Elisabeth Errazuriz-Cerda UCBL1 CIQLE. VirPath (Centre International de Recherche en Infectiologie U1111 Inserm – UMR 5308 CNRS – ENS Lyon – UCBL1). Colorisé par Noa Rosa C.

 

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