国立感染症研究所によると、変異種を確認したのは1月2日にブラジルから到着した渡航者ら4人で、その内の3人からは発熱症状や呼吸状態の悪化が確認されたとのことです。
感染者の年齢は10代から40代の男女で、いずれの変異種もイギリスや南アフリカで確認されたタイプとは異なる構造をしていると発表されています。
スパイク(突起)部分の変異が12箇所となっており、他の変異種と同じように感染力の増加が懸念されているところです。
新型コロナウイルスは変異が多いことでも知られていますが、感染拡大から一年が経過したこともあって、最近は変異のスピードが加速しているようにも感じられます。
2021年1月6日、国立感染症研究所は、1月2日にブラジルから到着した渡航者4名から新型コロナウイルスの新規変異株を検出した。
当該新規変異株は、B.1.1.248系統*1に属し、スパイクタンパク*2に12箇所の変異を認める。感染性の増加が懸念される変異株のVOC-202012/01や501Y.V2と同様に、スパイクタンパクの受容体結合部位*3にN501Y変異を認めるほか、501Y.V2と同様にE484K変異を認める。
【速報】
厚生労働省は、ブラジルから到着した4人から、英国や南アフリカで報告されたものと異なる新たな新型コロナウイルス変異種が検出されたと発表した https://t.co/PZVtYgzOBL— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) January 10, 2021
【ニュース速報】
国内で新たな変異種を確認厚生労働省によると、今月2日に羽田空港に到着したブラジルに滞在歴のある男女4人が新型コロナの変異種に感染していたことが分かった。
この変異種はすでに国内で確認されているイギリスや南アフリカで流行しているものとは異なる。#アベマニュース— ABEMAニュース (@News_ABEMA) January 10, 2021
【調査中】新たな変異種、国内で初確認 厚労省https://t.co/oycMJilR7Z
ブラジルから到着し、コロナ感染が確認された男女4人から、英国や南アフリカで報告されたものと共通の変異がある新たな変異種が検出された。国立感染症研究所などが詳しく調べている。
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 10, 2021
【臨時】新たな変異種(変異株)がブラジル帰国者から発見。なお英国🇬🇧や南アフリカ🇿🇦の変異種とは異なる模様‼️
4人のうち3人が発症している。心配😿https://t.co/pofZaCmjjH pic.twitter.com/pMwe8MQR0F
— 新型コロナちゃん速報【新型コロナウイルス感染症(新型コロナウィルス)情報配信】 (@geiger_warning) January 10, 2021
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