*岩田健太郎教授
静岡県で変異種の市中感染が初めて確認されたことを受けて、神戸大学の岩田健太郎教授が県そのものを閉鎖するように呼び掛けました。
岩田教授は自身のツイッターで「地域間往来ストップが大事と申し上げていますが変異株が出て緊急に必要な措置になりました」「変異株拡散防止には自治体間往来をストップせねばなりません。たとえ罰則規定がなくても警官配置してお願い連呼すれば人は止まります。与党が渋るなら代替案を要求すればよろしい。国境閉じてるのに県境閉じないのはダブスタ」と述べ、静岡県と他県の往来を全面停止するべきだと指摘。
過去の大地震と同じように大通りの通行止めを一時的に行い、静岡県の中に新型コロナウイルスの変異種を閉じ込めることが必要だとコメントしていました。
また、政府のコロナ対応が遅いとして、「感染者が減れば早期に宣言解除できる。与党も野党も飲食店も経済界も医療界も関係ない。患者を減らすのはすべての人にとってよいこと」とも言及し、早い段階から厳しい対応を行うことで、結果的に感染者を短い期間で減らすことが出来るかもしれないと説明しています。
政府は「現時点で静岡県に追加の対応を行う予定は無い」としていますが、この変異種を封じ込めることが出来なければ、岩田教授の警鐘通りに感染爆発が加速することになるかもしれません。
変異株拡散防止には自治体間往来をストップせねばなりません。たとえ罰則規定がなくても警官配置してお願い連呼すれば人は止まります。与党が渋るなら代替案を要求すればよろしい。国境閉じてるのに県境閉じないのはダブスタ https://t.co/bn3YTbwbHO
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) January 18, 2021
感染者が減れば早期に宣言解除できる。与党も野党も飲食店も経済界も医療界も関係ない。患者を減らすのはすべての人にとってよいこと。同じ方向を向いて科学的に正しい、結果の出る政策を!
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) January 18, 2021
そういえば、熊本地震のときは高速道路通行止めになってて、医療者の僕は書類見せたら通行できた。通行止めの法的根拠って感染症の防止のためにはアプライできないのかな。教えて、法律の人。 https://t.co/PeoL41HSDx
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) January 19, 2021
地域間往来ストップが大事と申し上げていますが変異株が出て緊急に必要な措置になりました。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) January 18, 2021
水際対策(スクリーニング)はうまく行かない
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) January 18, 2021
コロナを抑え続けてる国は複数あります。時々ぱっと増えますがそのあとすぐ抑えてる。が、こうした国は去年から増えていません。中国、韓国、タイ、ベトナム、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、アイスランドなのです。大国、先進国が概ね従来の戦略を踏襲してるからですね。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) January 19, 2021
そしてサクセスストーリーは生まれていない。皆が元気に成るには成功事例を積み重ね、増やす必要があります。少しずつでも。人の行動制限を強いながらゴールのない持久戦ではだんだん対策が劣化していくのは当たり前ですね。失敗事例から学ぶよりも成功事例から学んだほうがより合理的だと僕は思います
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) January 19, 2021
過去の研究も総括も読み返されていません。同じ失敗が繰り返される理由。 https://t.co/pcAt5vxveI
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) January 19, 2021
いいね!しよう