自民党の保守派グループが日章旗を傷つける行為を罰するための国旗損壊罪を新設する方向で動いていることが分かりました。
産経新聞の記事によると、これは高市早苗元政調会長を筆頭にした保守団結の会が下村博文政調会長に提案したもので、「国旗損壊罪」の新設を盛り込んだ刑法改正案を国会に再提出するように申し入れたとのことです。
高市早苗元政調会長は「諸外国では自国の国旗損壊にかなり重い刑罰が科される」「外国国旗と日本国旗の損壊に関して同等の刑罰で対応することが重要だ」とコメントしており、日本国旗の損壊や汚損行為に2年以下の懲役または20万円以下の罰金刑を定めるように求めています。
現行法だと外国国旗を傷つける行為が規制されていますが、そこに日本国旗が含まれていないことから、追加する形で法案を改正するように要請していました。
ただ、コロナ下の現状で優先するべき法案なのか賛否両論が多く、保守系グループではない他の政治家の意見は割れていると報じられています。
自民・高市氏ら「国旗損壊罪」国会提出要請 外国国旗と同等の扱いを
https://www.sankei.com/politics/news/210126/plt2101260034-n1.html
自民党保守系の有志議員でつくる「保守団結の会」(保守の会)は26日、下村博文政調会長と党本部で面会し、日章旗を傷つける行為を罰する「国旗損壊罪」の新設を盛り込んだ刑法改正案を国会に再提出するよう申し入れた。下村氏は賛意を示し、議員立法として今国会に提出、成立を目指す方針を確認した。
自民・高市氏ら「国旗損壊罪」国会提出要請 外国国旗と同等の扱いをhttps://t.co/ld9EIj19gR
刑法には外国国旗の損壊や汚損などに関して「2年以下の懲役または20万円以下の罰金に処する」との規定がある一方、日本の国旗を損壊した場合の罰則は設けられていません。
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 26, 2021
自民党の保守系有志議員でつくる「保守団結の会」の高市早苗前総務相らは、党本部で下村博文政調会長と会い、日の丸を傷つける行為を罰する国旗損壊罪を新設する刑法改正案を今国会に提出するよう要請しました。https://t.co/qVJ342eEdu
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) January 26, 2021
いいね!しよう