*衆議院
2月25日に衆議院予算委員会で山田真貴子内閣広報官の接待疑惑で参考人招致が行われ、菅義偉首相の長男とどのようなやり取りが行われたのかを巡って野党から厳しい追及がありました。
山田内閣広報官は高額接待を受けたと認めた上で、給与の自主返納を申し出たとコメント。月額の10分の6を返納するとして、引き続き辞任はしないまま内閣広報官の職務を全うするとしていました。
野党が厳しく追求したのは、菅義偉首相の長男が勤務している衛星放送関連会社の経営や事業に影響を与えるような話し合いがあったのかという点です。
問題の会食では1食7万4000円の高級料理が提供されていたことも発覚し、野党の追及に山田内閣広報官が「放送業界全体の実情に関する話はあったかもしれないが、全体としては一般的な懇談で、働きかけはなかったと認識している」などと弁明する場面もありました。
最後まで核心部分の話は曖昧な表現で誤魔化された形だと言え、野党は引き続き追及を続けるとしています。
山田内閣広報官は菅首相のお気に入りとも報道されており、重い処分を免れたのは首相の判断があったとも言われているところです。
それだけに今後の続報によっては菅政権全体を揺るがす恐れもあるほどで、このまま参考人招致だけで終わりになるかは怪しいと見られています。
国会では、衆議院予算委員会で、衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男などから接待を受けていた、山田真貴子内閣広報官が出席して質疑が行われ、山田氏は、公務員の信用を損なったとして陳謝したうえで、会社の事業についての働きかけはなかったという認識を示しました。
山田広報官は1ヶ月分給与の6/10を自主返納し、提供された和牛ステーキと海鮮料理約7万4000円の飲食代を東北新社側に返金するのみで、これ以上のお咎めは現状示されていません。
加藤官房長官は「山田広報官から私に報告があり、『国会で大きな問題となり、国民の疑念を招く事態になっていることを重く受け止め、その責任を痛感し、深く反省している』とのことだった」と説明。
【読まれています】【速報中】山田広報官、東北新社との会食「1回のみ」https://t.co/rZp60LwtF3
菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から7万円超の接待を受けた山田真貴子・内閣広報官が、衆院予算委員会に参考人として出席しています。進退について自身の考えも語っています。 pic.twitter.com/YuBLSNmRyP
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) February 25, 2021
山田真貴子内閣広報官
出世した女性官僚の若者へのメッセージが「飲み会を絶対に断らないこと」というのはなんともかんとも、男性社会が女性参画を阻害してきたことのひとつじゃないか。感覚麻痺してるわhttps://t.co/eTunG4ySRQ pic.twitter.com/1Xmga8EGEA— れもんた (@montagekijyo) February 22, 2021
菅正剛氏らの接待ないし贈賄を受けた山田真貴子内閣広報官を、あろう事か続投させる腐敗ぶりを露呈して物議を醸している菅義偉首相だが、菅氏の人事権の私物化はこんなものではない。公文書改竄を指示した官僚を軒並み栄転させ、詩織さん事件を揉み消した警察官僚を警察庁ナンバー2にしたのも菅氏だ。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) February 25, 2021
この人が本日のトレンドになってる「菅首相長男から接待の山田真貴子内閣広報官」です。これはすごいわ
pic.twitter.com/bNeaAZSm8k— 君に届け!滑稽新聞 (@akasakaromantei) February 23, 2021
山田真貴子氏にとって、自分にチャンスをくれた人というのが菅総理だったということか。ダーティーな人は類を呼ぶようだ。なるほど– 道を外さないことが大事と思うのだが– https://t.co/6gxoSPTEY4
— Akira Yokoyama (@yokoyama_akira) February 25, 2021
日本共産党藤野保史衆議院議員の質問始まる。この接待がなぜ行われたか核心に迫る、なぜ山田真貴子当時総務省官僚ナンバー2が異常な接待を受けたのか業者の最後の詰めだったのか。 pic.twitter.com/XF4ulehWS9
— 今井誠 (@tJEvTtXJjPIwvhs) February 25, 2021
ここで追い込めなかったらこの国は終わりです(まだ終わってなければの話ですが)。こういう人を出世させてはいけません。真夏に大汗かいてやってきて、貰い物のペットボトルのお茶一本受け取らない霞が関官僚だってたくさんいるのですから。
広報官辞任は否定 東京新聞 https://t.co/EfDZE4zJD4— Jun-ichi_Kawa (@KawatheCathand) February 25, 2021
東北新社から高額接待を受けたことが明らかになった内閣広報官の山田真貴子氏。「飲み会を絶対に断らない女としてやってきた」と若者に処世術を語ったとのこと。その行き着く先が公務員の倫理規定違反では、働く女性のロールモデルから程遠い!皆さん真似しないで下さい。今は昭和ではなく令和です。
— 亀井あきこ(衆議院議員・立憲民主党) (@kameiakikoweb) February 24, 2021
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