*福島第一原発
2月13日の福島沖地震後に発生した福島第一原発の水位低下ですが、依然として解決できずに放置状態になっていることが分かりました。
東京電力によると、2月27日の時点で福島第一原発の1号機と3号機の原子炉格納容器で水位の低下傾向が続き、1号機に関しては接触式の水位計しか無いことから大雑把な数字以外の情報は不明。
東電は各種モニタリングなどの監視を強化するとしていますが、追加の対策はしないまま様子見を続けるとしています。
他にも爆発を防ぐための窒素注入は圧力計の値が1.2キロパスカルから0.1キロパスカルまで低下し、ずっと通常の大気と同じ水準が継続しているような状態です。
東京電力は資料を通して、「関連パラメータを評価していたところ、1、3号機ともに原子炉格納容器水位が低下傾向にあると判断」「原子炉格納容器水位低下の要因としては地震による原子炉格納容器損傷部の状況変化も考えられるが、今後もパラメータを注視して監視していく」とコメントしており、水位低下や気圧変化の原因は不明だと伝えています。
現時点では東電側が行なっている冷却水の注入で抑え込んでいますが、今まで以上の速度で水位低下が続いた場合、冷却水の不足から核燃料の反応が強まり、再び放射性物質が大気中に大量放出されるリスクがあることから、引き続き厳重な警戒が必要です。
東京電力 福島第一原子力発電所の状況について(日報)
https://www.tepco.co.jp/press/report/2021/1579475_8989.html
・2月19日にお知らせした1、3号機原子炉格納容器内水位について、その後の状況をお知らせします。 [2月27日午前11時現在]1号機:現状の水位は、温度計T2(T.P.+5,964mm)の設置位置の付近にある。(原子炉格納容器底部はT.P.+4,744mmである)
3号機:現状の水位は、水位計L3(T.P.+10,064mm)と水位計L2(T.P.+9,264mm)の設置位置の間にある。(原子炉格納容器底部はT.P.+4,044mmである)
※原子炉格納容器内水位(圧力抑制室圧力の水頭圧換算による計算値):T.P.+9,543mm
(2月19日17時時点の計算値:T.P.+9,623mm)
※原子炉への注水は安定して継続実施中
※原子炉圧力容器底部温度、格納容器ガス管理システムの放射能および敷地境界モニタリングポスト等に有意な変動なし
福島第一、地震による原子炉水位低下の続報
接触式の水位計しかない1号機は細かい挙動が分からないんだけど
やはり、はっきりと水位低下が継続原子炉内がどういう状況か分からないので
東電はギリギリまで注水量を増やさず、
様子を見て観察する方針のよう。(下記は東電日報から作成した私のメモ pic.twitter.com/VPOCZJorIJ
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) February 26, 2021
福島第一原発、水位低下が続いている
福島県沖を震源とする地震も繰り返し起きている
次に大きな地震が起きたらどうなる⁈
住民の命と健康を守ることが何より大事!
避難計画を広く示してほしい
次の災害は「想定内」です#オリンピックより命を守れ https://t.co/MKWikvsv41— Wishes come true (@Wishescometru17) February 27, 2021
福島第一原発。
1号機の水位は約1.2メートル
3号機の水位は約5.5メートル※3号機の水位の変動は「推測」(格納容器底部の圧力から換算予測らしい)で概ね「約1cm/日」。
※1号機は圧による換算推測はしておらず、センサー付近に来たときに分かるらしい(次のセンサーは水深90cmのセンサー)。 pic.twitter.com/Tt3DzaludW— shin-to-neville (@to_neville) February 27, 2021
福島第一原発。
東電は頑として詳細な水位測定の再開をする気はないらしい。これでは90cmのセンサー付近まで水位が下がるまで「ただ待つ」だけだ。どこまで悠長にやる気なのだろう。それにそれを指摘する声もどこからも出てこない。この国では「危機管理」は死んだらしい。御愁傷様。 https://t.co/IQJPMugC32— shin-to-neville (@to_neville) February 27, 2021
#TEPCO 福島第一原子力発電所の状況について(日報)https://t.co/glPpuUOOho
20210227
3号機 原子炉格納容器内水位の低下
(圧力抑制室圧力の水頭圧換算による計算値) :T.P.+9,543mm
(2月19日17時時点の計算値:T.P.+9,623mm) pic.twitter.com/EqDaSFiuUr— うちまめ (@ommzk) February 27, 2021
残念ながらますますその傾向は強くなっている。昨日金平氏は福島第一原発に入った模様をオンエアしていたが、かなり映像など東電にチェックされた様。先日の地震での水位低下、圧力低下、そして気体漏れの事など一切触れず。ましてや線量値についても触れず。正直失望。#報道特集@azarashi_salad https://t.co/MNr3ZjqdxU
— Kugayama_397 (@KimiGasa) February 27, 2021
まぁ”水”でよかったね…って感じ。他の機器が気になるところ
➾今月13日の地震で福島第一原発では処理水などをためているタンク53基が横滑りし、元の位置から最大で19センチhttps://t.co/XQCn2mRSAL— ふゆやすみ (@dandonban) February 27, 2021
水位が下がり続けているのはメルトダウンした核燃料を冷やせていない、て事で、窒素計の値が下がっている意味は窒素置換が出来ず可燃性のガスが出てきている、と言う事でしょう。
ただでさえ危険な状態が更に危険になっています。地震影響 福島第一原発 原子炉の格納容器 https://t.co/yznou5qp0h
— DJケン子兄ニョ (@DJCutmeloose) February 27, 2021
福島沖の震度6で、福島第一原発1、3号機格納容器内の水位が下がっているが、原因は不明という恐怖。さらに東電は、3号機の地震計2器の故障を半年以上放置していた。311から10年経っても、東電の愚劣さは変わらない。だが東電は、またもや広告費を増やしてメディア制圧を狙う。清水さんと解説します。 https://t.co/p5G5kNhuWn
— 本間 龍 ryu.homma (@desler) February 27, 2021
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