気象庁が鹿児島県の口永良部島(くちのえらぶじま)について、火山性地震が増加しているとして噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げると発表しました。
気象庁によると、口永良部島では今月19日から火山性地震が増えており、2月25日には1日で29回の火山性地震を観測したとのことです。
火山性地震の増加傾向から気象庁は「火山活動が高まっている」と判断し、口永良部島の周囲に警戒情報を発表。
火口付近から約2キロの範囲で大きな噴石や火砕流が発生する恐れがあるとして、周囲には近付かないように呼び掛けていました。
2月19日と言えば、福島沖地震から数日後のタイミングであり、日本全体の地殻変動が活発化している可能性が高いと見られています。
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
鹿児島 口永良部島で火山性地震増加 気象庁が注意呼びかけ #nhk_news https://t.co/R7gS1MPHGx
— NHKニュース (@nhk_news) February 28, 2021
【口永良部島 解説情報(臨時)①】口永良部島では火山活動が高まった状態となっていることから、2月28日09時15分、火山の状況に関する解説情報(臨時)を発表しました。
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>https://t.co/1nGpBay8qy#いのちとくらしをまもる防災減災— 気象庁防災情報 (@JMA_bousai) February 28, 2021
口永良部島 噴火警戒レベル3(入山規制)に引き上げ
今日28日(日)13時40分、鹿児島県の口永良部島の噴火警戒レベルが、レベル2(火口周辺規制)からレベル3(入山規制)に引き上げられました。
新岳火口から概ね2kmの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。 pic.twitter.com/pupVApF8O9
— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) February 28, 2021
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