クレジットカードの利用情報を参考にした消費動向調査で、2020年2月の先行指数が大きなマイナスとなっていることが分かりました。
NHKが報道した先行指数によると、2月16日から28日までの値は去年と比べて16%の減少となり、分野別だと宿泊関連がマイナス46.7%でトップに浮上しているとのことです。
他にも旅行がマイナス40.1%で外食もマイナス39.1%、さらには交通がマイナス36%でアウトドア系が大きなダメージを受けていました。
緊急事態宣言の影響が大きいと見られ、2月28日に大阪や愛知などで緊急事態宣言が解除されてからは回復傾向が見られると報告されています。
政府は3月21日に緊急事態宣言を解除するとしていますが、これによって消費動向がどのように変化するのかにも注目したいところです。
【プレスリリース】新型コロナ国内確認から1年。「JCB消費NOW」による2020年消費動向総括
https://www.nowcast.co.jp/news/235
2020年の消費動向は、大きく以下①~④の動きに特徴づけられる。
①3月~5月:新型コロナウイルス感染症拡大(「第1波」)と、それに伴う外出自粛の動きによるサービス消費の大幅な下落。
②5月~6月:「第1波」で大きく落ち込んだサービス消費の大幅な回復。
③8月~10月:「第2波」と天候不順による回復のもたつきを経た、サービス消費の再回復。
④11月以降:「第3波」によるサービス消費の再下落2021年1月に再発令された11都府県での緊急事態宣言を受け、今後も消費の一層の落ち込みが予想される。
(1月の消費動向については、2021年2月中旬にプレスリリース予定。)注)本プレスリリースでの「第1波」~「第3波」の定義:第1波 – 4月ごろ 第2波 – 8月ごろ 第3波 – 11月以降
クレジットカードでみる消費動向 2月後半も落ち込み続く
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210315/k10012915561000.html
クレジットカードの利用情報をもとに消費の動向を指数にする調査で、先月後半の指数は去年の同じ時期を16%余り下回りました。緊急事態宣言の影響で、宿泊や外食などの落ち込みが続いています。
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