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大阪の医療機関は東日本大震災レベルの非常事態に!100人以上の医師が退職、東京都の緊急事態宣言要請に菅首相は不快感?


大阪府の医療機関が東日本大震災に匹敵するような非常事態になっています。

4月20日の時点で大阪府の病床使用率は重症病床を含めて100%で満床状態になり、重症患者の受け入れを拒否し、その多くが自宅療養で待機扱いに変更されていました。
現場からは「現場は災害レベルの状況だ」「救急の受け入れ要請の8割は新型コロナ関係だ」「自宅待機中に呼吸状態が悪くなったという症例を20件くらい断った」というような悲痛な声が相次ぎ、東日本大震災や阪神淡路大震災に並ぶほどの非常事態だと言及する意見が多かったです。

ダイヤモンド・オンラインの記事によると、新型コロナウイルスの影響で尋常ではない数で医師や看護師の退職が増え、東京女子医科大学病院の例だと、約170人ほど居た内科の医師が50人以上も今年3月末までに退職。
全国各地の医療機関でも同じような動きが見られ、病床数を増やしても、医師や看護師らの不足で追加対応が出来ない状態が続いています。

このような状態から東京都や大阪府が緊急事態宣言の再々発出を国に要請しましたが、国側は政局を重視して対応が遅いです。
菅首相が小池百合子都知事を嫌っていることもあり、水面下で都知事との衝突が激しくなっているとの報道が増えています。
それだけに国の対応を期待するのは難しく、今のゴタゴタな動きが続くことになりそうです。

 

「現場は災害レベル」急増する重症患者治療する病院 大阪
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210419/k10012984091000.html

大阪府で新型コロナの重症患者が急増し、医療の提供体制が極めて厳しい状況となる中、重症患者の治療を行っている東大阪市の病院は急きょ、病床の数を増やして対応に当たっています。しかし、1日に数十件も搬送の受け入れを断ることもあり、病院は「現場は災害レベルの状況だ」と警鐘を鳴らしています

スクープ!東京女子医大で医師100人超が退職
https://toyokeizai.net/articles/amp/423926?display=b&

東京・新宿区に位置する東京女子医科大学病院。「本院」と呼ばれ、国内最大規模の1193床、医師数は831人と公表されている。この本院に勤務していた内科の医師、約170人のうち50人以上が、今年3月末までに退職した。
内科の3割以上が去ったことで、残された医師は当直業務が一気に増えたという。当直後、そのまま翌朝からの診療を担当するので体力的な負担は大きい。これが長期化すると、通常診療にも影響がでてくる可能性が懸念される。このほか、外科の医師も10人以上が辞めている。

菅首相が吉村知事と違ってわきまえない小池知事に不快感「緊急事態宣言の主導権は渡さない」
https://dot.asahi.com/dot/2021041900069.html?page=1

しかし、肝心の菅官邸は小池知事の「先手先手」発言にカチンとなっているという。

「菅首相は当初、『(緊急事態宣言を出し)休業要請となると財源(国費負担)の懸念がある』と財務省に忖度して宣言には消極的でした。ところが、『わきまえない女』の小池さんが突如、空気を読まず、大阪より先に宣言要請発言をしてしまったことで、吉村知事も引けなくなってしまいました。現在、菅首相は『吉村さんとは大違いだ。決めるのは私であって、簡単には(小池さんの)要請は受けない』と本気で不快感を露わにしています」(官邸関係者)

 

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