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ガザ地区の死者192人に!イスラエルとパレスチナで激しい戦闘 中山副防衛相のツイートで「人種差別」とパレスチナ東京代表


*BBC
イスラエルとパレスチナの軍事衝突が激しさ増しています。
イスラエル軍は空爆やミサイル攻撃に加えて、地上部隊からの砲撃戦も開始し、パレスチナのガザ地区に連日連夜の総攻撃を実施。

一連の攻撃でパレスチナ側は子ども58人を含む192人が死亡、さらに1000人を超える人達が負傷したと見られ、その被害は拡大しています。
イスラエルのネタニヤフ首相は5月16日にテレビ演説を行い、「国民生活に平穏と安全を取り戻すまで行動を続ける」と宣言、長期戦になってもパレスチナへの攻撃継続をすると表明しました。

一方で、国連の安全保障理事会では緊急会合が行われましたが、アメリカの強い反発もあって結論は先送り状態が続いています。国連のグテーレス事務総長は「直ちに停戦するべきだ」と訴えていますが、双方の意見は対立したままです。

日本国内においては中山泰秀副防衛相が「イスラエルにはテロリストから自国を守る権利がある」などとツイートした件で、パレスチナ常駐総代表部のシアム代表が「人種差別だ」と反発しています。イスラエルとパレスチナの両方に交流を持っている日本で大臣クラスからこの手の発言が出たのは問題視されており、パレスチナでも波紋を呼んでいるところです。

 

ガザ地区の死者192人 イスラエル・パレスチナ 攻撃の応酬続く
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210517/k10013034741000.html

中東のイスラエルとパレスチナのガザ地区の間の激しい攻撃の応酬は16日で7日目となり、ガザ地区でのこれまでの死者は、子どもを含めて192人に上っています。衝突は各地に広がっていて、緊迫した状況が続いています。
イスラエルと、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの間では、今月10日に空爆やロケット弾による激しい攻撃の応酬が始まりました。

中山副防衛相の投稿は「人種差別」 駐日パレスチナ代表が猛反発
https://mainichi.jp/articles/20210517/k00/00m/030/015000c 

東京のパレスチナ常駐総代表部のシアム代表は14日、中山泰秀副防衛相がイスラエルとパレスチナの衝突を巡り「イスラエルにはテロリストから自国を守る権利がある」とツイッターに投稿したことについて「人種差別」と猛反発した。日本外国特派員協会(東京)で記者会見した。

 


 

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